世界で推定毎年20万人の労働者が職場での受動喫煙により命を落としている。受動喫煙に安全なレベルはない。全面禁煙の実施が受動喫煙の被害から人々を守る唯一の効果的な方法だ。(by WHO)

日本も加盟しているWHOの「タバコ規制枠組み条約」では、「2010年2月までにすべての公共の建物内の完全禁煙」をガイドライン(指針)としています。子ども、家族、自分、大切な人がタバコの被害を受けない社会作りが必要だと思います。

                
 動画CMコンテスト受賞作品(NPO法人日本禁煙学会)


   

◎欧州サッカー連盟、ユーロ2012はスタジアム全面禁煙に

EURO2012、スタジアム内でのタバコ完全排除へ
【YAHOO!ニュース】ISM
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111021-00000014-ism-socc

 UEFA(欧州サッカー連盟)は現地時間20日、ポーランドとウクライナの共催で来年6月に開幕するEURO2012において、スタジアム内でのタバコを完全に排除することを発表した。ロイター通信が報じている。

 UEFAは「EURO2012の試合会場では、喫煙およびタバコの販売・宣伝をすべて禁じる」との声明を発表。屋内・屋外問わず、全競技場が対象であるとした。これは、WHO(世界保健機関)、WHF(世界心臓連合)、欧州ヘルシー・スタジアム・ネットワークが打ち出したものだという。

 UEFAのミシェル・プラティニ会長は「タバコのないEURO2012は、観客と大会に関わるすべての人の健康を尊重するためのものだ。我々は最高基準の健康と安全、快適さを大会の最重要課題に据えており、タバコはそれに適さないと判断した」と説明している。

 なお、UEFAはチャンピオンズリーグも主催しているが、この大会では会場での喫煙は認められている。



ユーロ2012はスタジアム全面禁煙に
【YAHOO!ニュース】スポーツナビ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111021-00000000-spnavi-socc

 UEFA(欧州サッカー連盟)は、ユーロ(欧州選手権)2012ポーランド・ウクライナ大会の試合が行われるすべてのスタジアムで全面禁煙を実施することを決定した。スタジアムでの全面禁煙は同大会初の試みとなるが、禁煙を通じてサポーターにスポーツと健康の関連性を認識させるのが狙いのようだ。

 WHO(世界保健機関)の発表によると、UEFAは同大会で使用されるすべてのスポーツ施設における喫煙、タバコの販売および販売促進を禁止するという。野外で開催されるスポーツイベントにおいて「汚染のない空気の中での観戦」が叫ばれる中、WHOとUEFAは同大会での全面禁煙実施で社会のニーズに応えた形となった。

 同連盟のミッシェル・プラティニ会長は今回の決定について、こうコメントしている。

「煙のないユーロ2012は、観客および大会に参加するすべての人々の健康をリスペクトするものである。われわれは大会における健康、安全、快適さを最大限に保護している。その意味で、タバコは除外されるべきものと判断した」

 ポーランドでは毎年6万人の国民がタバコのせいで命を落としているが、同国のエバ・コバチ保健相も今回の決定の重要性を強調している。

 「ユーロ2012からタバコを排除することで、サッカーの魅力が減少するわけではない。それどころか、大会はすべての人々にとって、より安全なものになるはずだ。大会での禁煙により、ポーランドは現在国の抱える深刻な健康問題のひとつに対処することになるだろう」 共催国ウクライナも喫煙者の多い国の1つであり、同国のアレクサンドル・アニスチェンコ保健相も今回の決定に感謝を表すと同時に、大会をきっかけに喫煙者が減少することを期待しているという。


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2011年10月23日 Posted bytonton at 11:39 │Comments(0)●ヨーロッパ

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