世界で推定毎年20万人の労働者が職場での受動喫煙により命を落としている。受動喫煙に安全なレベルはない。全面禁煙の実施が受動喫煙の被害から人々を守る唯一の効果的な方法だ。(by WHO)

日本も加盟しているWHOの「タバコ規制枠組み条約」では、「2010年2月までにすべての公共の建物内の完全禁煙」をガイドライン(指針)としています。子ども、家族、自分、大切な人がタバコの被害を受けない社会作りが必要だと思います。

                
 動画CMコンテスト受賞作品(NPO法人日本禁煙学会)


   

●中国人はなぜタバコを吸うのをやめないのか=米ハーバード大生論文

中国人はなぜタバコを吸うのをやめないのか=米ハーバード大生が論文
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=54353

2011年9月14日、中国大手ポータルサイト・網易(NETEASE)は、「中国人はなぜタバコを吸うのをやめないのか」と題する米ハーバード大学の学生論文を掲載した。「タバコ農家の多くは貧しく、生活のために栽培している」と指摘した。以下はその内容。

中国は世界最大のタバコ生産・消費国である。米疾病予防管理センター(CDC)などによる2010年度の喫煙に関する調査では、中国の喫煙人口は約3億5000万人。米国の総人口をはるかに超えている。男性の57.4%が喫煙者で、女性はわずか3%に過ぎない。中国でタバコは男性上位主義、民族主義、愛国主義の象徴。毛沢東やトウ小平など国家指導者がタバコをくゆらせる写真も広く知られ、権力やリーダーシップのイメージとも切り離せない。

中国のタバコ作付面積は、2007年時点で136万4500ヘクタール。生産量は世界全体の4割を占める。中国国内の農地全体の1%に満たないが、政府にとってタバコ関連税は重要な収入源になっている。中でも雲南省は中国全体の作付面積の4割以上を占める主要産地で、昆明、玉渓、楚雄、昭通、曲靖、大理、紅河など中東部で盛んに栽培されている。

2004年のデータによると、中国では約400万世帯がタバコ栽培で生計を立てている。雲南省では多くの農家が先祖代々タバコを作っている。機械化は進んでおらず、今も手作業で葉を摘み取っている。彼らの多くは貧困層で、タバコを作るほか生活のすべがないのだ。



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2011年09月21日 Posted bytonton at 10:11 │Comments(0)中国

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