世界で推定毎年20万人の労働者が職場での受動喫煙により命を落としている。受動喫煙に安全なレベルはない。全面禁煙の実施が受動喫煙の被害から人々を守る唯一の効果的な方法だ。(by WHO)

日本も加盟しているWHOの「タバコ規制枠組み条約」では、「2010年2月までにすべての公共の建物内の完全禁煙」をガイドライン(指針)としています。子ども、家族、自分、大切な人がタバコの被害を受けない社会作りが必要だと思います。

                
 動画CMコンテスト受賞作品(NPO法人日本禁煙学会)


   

●中国/ 世界一の喫煙国 世界禁煙デー

世界一の喫煙国・中国 たばこ規制の道のり遠く?
【YAHOO!ニュース】毎日中国経済
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110531-00000001-xinhua-int

 5月31日は世界禁煙デー。今年は「世界保健機関(WHO)の「たばこ規制枠組み条約(FCTC)」への理解促進がテーマだ。中国国内でもたばこ規制の取り組みが広がっているが、成果が現れるのはいつのことになるか。

 2011年版のリポートによれば、中国の喫煙者は3億人で世界最多。さらに7億4000万人が受動喫煙している。清華大学中国国情研究センターの胡鞍鋼主任によれば、中国で毎年、たばこの害によって死亡する人の数は事故の死亡数を大きく上回る100万人超で、死亡者全体の12%に相当する。専門家は2030年にはたばこ関連の疾病で死亡する人が年200万人に増えると予測している。

 中国は2003年11月にたばこ規制枠組み条約に署名し、06年1月に発効させたものの、規制取り組みへの歩みは遅かった。今年3月に全国人民代表大会で採択された2015年までを対象とする経済と社会の第12次5カ年計画でようやく、「公共の場所での全面禁煙」が打ち出され、5月に実施細則が発表されたばかりで、全ての人がルールを守るには至っていない。

 たばこの害についての教育も足りず、青少年のうち1500万人が喫煙。中学生に対する調査では30%が10歳以下で喫煙を始めたことも分かっている。



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2011年06月16日 Posted bytonton at 17:56 │Comments(0)中国

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