世界で推定毎年20万人の労働者が職場での受動喫煙により命を落としている。受動喫煙に安全なレベルはない。全面禁煙の実施が受動喫煙の被害から人々を守る唯一の効果的な方法だ。(by WHO)

日本も加盟しているWHOの「タバコ規制枠組み条約」では、「2010年2月までにすべての公共の建物内の完全禁煙」をガイドライン(指針)としています。子ども、家族、自分、大切な人がタバコの被害を受けない社会作りが必要だと思います。

                
 動画CMコンテスト受賞作品(NPO法人日本禁煙学会)


   

◎中国、今後5年の禁煙ロードマップ

中国、今後5年の禁煙ロードマップ
【CRIオンライン】
http://japanese.cri.cn/881/2011/03/25/144s172570.htm

 「中国第12次五ヵ年計画」とタバコ規制の現状に基づいて、楊功煥中国疾病コントロールセンター副主任・国家タバコ規制事務室主任が24日、今後5年間における公共の場での全面禁煙を推進するロードマップを提案しました。

 楊功煥氏は「公共の場において全面的に禁煙を推進するには立法による後押しが必要となる。各地域の政府は保障メカニズムを確立し、禁煙プロジェクトを展開するほか、禁煙効果を追跡する監督・評価システムなどを構築する必要がある」と述べました。

 具体的なプロセスについて、同氏はタイムテーブルを打ち出しています。楊功煥氏は「中国第12次五ヵ年計画の最初の年に、半数の省レベルの都市、特に禁煙立法がすでに発表されている地方では、公共の場での全面禁煙という目標を達成する必要がある。そして第12次五ヵ年計画の最後の年には、省一級レベルの都市で100%の禁煙を実現することが最も理想的な状態だ」との考えを示しました。

 楊功煥氏は、今後5年から10年後の喫煙規制について「屋内の公共の場からは喫煙者の姿が消え、すべての公共の場でタバコの広告・キャンペーン・スポンサーが見当たらなくなる。そして青少年にタバコの販売をしなくなる」と理想的な青写真を描いています。(翻訳:Sui チェッカー:中原)




中国:主要都市における禁煙強化
【済龍チャイナプレス】
http://www.chinapress.jp/policy/25359/

 2011年3月24日、中国疾病予防コントロールセンター清華大学第12次5ヵ年期間(2011―2015)における、公共エリア禁煙実施のタイムテーブルを発表した。

 中国は12次5ヵ年期間中、医院、学校、交通機関、ホテル、飲食店などの公共エリアで禁煙を実施する方針を明らかにしている。

 今回発表されたタイムテーブルによると、今後5年以内に省級都市公共エリアの100%で禁煙が実施される予定となっている。






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2011年03月27日 Posted bytonton at 11:11 │Comments(0)中国

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