世界で推定毎年20万人の労働者が職場での受動喫煙により命を落としている。受動喫煙に安全なレベルはない。全面禁煙の実施が受動喫煙の被害から人々を守る唯一の効果的な方法だ。(by WHO)

日本も加盟しているWHOの「タバコ規制枠組み条約」では、「2010年2月までにすべての公共の建物内の完全禁煙」をガイドライン(指針)としています。子ども、家族、自分、大切な人がタバコの被害を受けない社会作りが必要だと思います。

                
 動画CMコンテスト受賞作品(NPO法人日本禁煙学会)


   

◎中国の受動喫煙被害者、7億4000万人を突破

中国の受動喫煙被害者、7億4000万人を突破―英メディア
【YAHOO!ニュース】Record China 12月22日(水)19時58分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101222-00000022-rcdc-cn
2010年12月18日、英BBCの中国語電子版は、中国で受動喫煙の被害者が7億4000万人に達したと報じた。

中国疾病コントロール・予防センター煙草抑制弁公室の最新統計によると、受動喫煙の被害者は現在7億4000万人で、2007年の5億4000万人より2億人増加。このため、受動喫煙は中国にとって将来的に深刻な医療負担をもたらすと警告している。

中国は世界最大のタバコ生産国であり消費国でもある。喫煙者数も3億人を突破しており、世界最多となっている。のため中国衛生部は今年5月、「2011年に屋内公共施設の全面禁煙を実施する」と発表。これは世界保健機関(WHO)によるたばこ規制枠組条約の目標に基づいたもので、受動喫煙の被害を抑えるのが目的だ。

しかし現実には、肺がんや心筋梗塞のリスク増大といった、たばこの健康被害について理解している中国人は全体の25%しかおらず、政府による長年の禁煙キャンペーンも効果がなかったことが判明している。
(翻訳・編集/本郷)


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2010年12月30日 Posted bytonton at 19:11 │Comments(0)中国

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