世界で推定毎年20万人の労働者が職場での受動喫煙により命を落としている。受動喫煙に安全なレベルはない。全面禁煙の実施が受動喫煙の被害から人々を守る唯一の効果的な方法だ。(by WHO)

日本も加盟しているWHOの「タバコ規制枠組み条約」では、「2010年2月までにすべての公共の建物内の完全禁煙」をガイドライン(指針)としています。子ども、家族、自分、大切な人がタバコの被害を受けない社会作りが必要だと思います。

                
 動画CMコンテスト受賞作品(NPO法人日本禁煙学会)


   

●大阪市/ 空気清浄機解約で賠償500万円

庁舎全面禁煙が思わぬ火種に 空気清浄機解約で賠償500万円 大阪市
【YAHOO!ニュース】産経新聞 9月28日(火)1時42分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100928-00000509-san-soci
 今年4月に庁舎を全面禁煙にした大阪市が、喫煙室に設置していた空気清浄機のリースを途中解約したところ、リース会社に損害賠償を請求され、計約500万円を支払っていたことが27日、分かった。契約は部署ごとに結んでおり、長期契約にしていたため損害賠償額が2台で数十万円に上った部署もあった。厳しい財政状況の中、多額の税金を“無駄”にした市の管理の甘さが問われそうだ。
 市によると、損害賠償を支払っていたのは、総務局と財政局、水道局、契約管財局。平成18年から21年にかけて、市の本庁舎や出先機関で喫煙室に設置するため、計32台の空気清浄機を4~5年の期間でリース契約していた。
 ところが今年2月、厚生労働省が全国の自治体に対し、受動喫煙を防止するため「官公庁や医療施設においては全面禁煙とすることが望ましい」と通知したため、市は急遽(きゅうきょ)4月から庁内を全面禁煙にした。
 これを受けて各部署では、リース契約している空気清浄機の途中解約に乗り出したが、リース会社側から残り期間のリース代を損害賠償請求された。
 庁舎を管理する総務局によると、契約書には「契約解除によりリース会社に損害を及ぼしたときは市が賠償する」との条項があり、市は結局、損害賠償を支払うことに。
 予算の使い道を厳しく審査するはずの財政局では、昨年4月に5年の長期契約を結んだばかりで、わずか2台の途中解約で約30万円を請求されていた。
 その一方、全面禁煙化の流れを事前に見越して、空気清浄機のリース契約が切れた段階で長期の再契約を結ばず、古い機器を1年更新でリース契約していた部署もあり、部署ごとで“明暗”が分かれた。
 市の担当者は「リース会社に損害賠償の免除も要請したが、断られた。ここまで早く全面禁煙になるとは…」と悔しさをにじませた。




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2010年10月01日 Posted bytonton at 20:18 │Comments(0)●都道府県・市町村

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