日本も加盟しているWHOの「タバコ規制枠組み条約」では、「2010年2月までにすべての公共の建物内の完全禁煙」をガイドライン(指針)としています。子ども、家族、自分、大切な人がタバコの被害を受けない社会作りが必要だと思います。
動画CMコンテスト受賞作品(NPO法人日本禁煙学会)
●中国の喫煙者、3億人を超える
タバコ大国・中国「禁煙政策は失敗」…世界調査で明らかに
【YAHOO!ニュース】サーチナ 9月20日(月)14時26分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100920-00000009-scn-cn
このたび発表された「世界成人タバコ調査」で、中国では2002年からの8年間で喫煙者数の減少などで大きな改善が見られていないことが分かった。中国網が伝えた。
この「全国成人タバコ調査」は各国におけるタバコの使用状況を把握し、それぞれに行われている喫煙コントロール政策や措置が機能しているかどうかを確認するために行われているもので、現在14カ国が参加している。中国も参加国の1つであり、衛生部が中国疾病予防コントロールセンターに委託して調査を実施した。調査の内容は、調査対象の背景、タバコの使用状況、禁煙、副流煙、タバコの消費額、タバコに関する健康知識、関連政策実施状況など。
調査の結果、15歳以上の男性による喫煙率は53%にのぼり、02年の状況とほぼ変わっていないことが分かった。また、喫煙者の総数は3億人、禁煙率はわずか16.9%、副流煙の被害を受けている非喫煙者の割合が72.4%となり、5年前に「タバココントロールの枠組み条約」に参加して以来喫煙者の減少に取り組んできた中国政府関係者を大いに落胆させるデータが並んだ。
記事は、この結果について清華大学衛生・発展研究センターの劉遠立主任が「8年間の喫煙コントロールは基本的に失敗した」との見解を述べたことや、調査グループの先頭に立った中国疾病予防コントロールセンターの楊功煥氏も「予測できたものあるが、想定外の結果もあった」「禁煙は長い道のりではあるが、中国ではより長いものになる」「現在まで衛生部や疾病コントロールセンターがサイト上で調査結果を発表できていないのは、大きな圧力がかかっているからだろう」と語ったことを伝えた。
清華大学国情研究センターの胡鞍鋼教授は「タバコによる死亡者数はエイズや結核、交通事故や自殺による死者数をすでに上回っている。中国にはタバコによる『黒いGDP』はいらない、健康的な産業による『正々堂々のGDP』が必要だ」と、スポーツ産業や健康食品産業、健康管理産業への転換の必要性を訴えた。また、「世界最大のタバコ生産国、消費国である中国の失敗は、世界の喫煙コントロールの失敗。中国には成功しか許されない」と語った。(編集担当:柳川俊之)
中国の喫煙者、3億人を超える
【中国特快】
http://www.tokkai.com/news/column/news/1285114642.php
第3回中国健康教育・健康促進大会で、衛生部副部長の尹力氏は、中国の喫煙者数が3億人を超え、全世界の喫煙人口の3分の1を占めていること、副流煙被害は5億人を超えると指摘した。中国では喫煙に関連した疾患で毎年100万人近くが死亡しており、これはエイズや結核、交通事故などによる死者の総数よりも多い数字となっている。
中国の喫煙人口3億人、全世界の三分の一
【エクスプロア上海】
http://www2.explore.ne.jp/news/articles/15003.html?r=sh
新華社の報道によると、現在、中国での喫煙者数は3億人で、全世界の喫煙者数の三分の一を占めることが明らかになった。このうち、家庭やオフィスなどでの受動喫煙による被害者は5億人を越えるとみられている。
衛生部の調べでも、中国で喫煙と関係がある死亡者は100万人に迫っていて、全死亡者数の12%を占める。これは、肺結核・交通事故・自殺・HIVによる死亡者の総和よりも多いとのこと。
現在、中国では喫煙のほかにも、肥満、高血圧、野菜・果物の摂取不足・運動不足などが原因で、さまざまな疾患が増加傾向にあり、市民の健康への意識向上が必要とされている。
【YAHOO!ニュース】サーチナ 9月20日(月)14時26分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100920-00000009-scn-cn
このたび発表された「世界成人タバコ調査」で、中国では2002年からの8年間で喫煙者数の減少などで大きな改善が見られていないことが分かった。中国網が伝えた。
この「全国成人タバコ調査」は各国におけるタバコの使用状況を把握し、それぞれに行われている喫煙コントロール政策や措置が機能しているかどうかを確認するために行われているもので、現在14カ国が参加している。中国も参加国の1つであり、衛生部が中国疾病予防コントロールセンターに委託して調査を実施した。調査の内容は、調査対象の背景、タバコの使用状況、禁煙、副流煙、タバコの消費額、タバコに関する健康知識、関連政策実施状況など。
調査の結果、15歳以上の男性による喫煙率は53%にのぼり、02年の状況とほぼ変わっていないことが分かった。また、喫煙者の総数は3億人、禁煙率はわずか16.9%、副流煙の被害を受けている非喫煙者の割合が72.4%となり、5年前に「タバココントロールの枠組み条約」に参加して以来喫煙者の減少に取り組んできた中国政府関係者を大いに落胆させるデータが並んだ。
記事は、この結果について清華大学衛生・発展研究センターの劉遠立主任が「8年間の喫煙コントロールは基本的に失敗した」との見解を述べたことや、調査グループの先頭に立った中国疾病予防コントロールセンターの楊功煥氏も「予測できたものあるが、想定外の結果もあった」「禁煙は長い道のりではあるが、中国ではより長いものになる」「現在まで衛生部や疾病コントロールセンターがサイト上で調査結果を発表できていないのは、大きな圧力がかかっているからだろう」と語ったことを伝えた。
清華大学国情研究センターの胡鞍鋼教授は「タバコによる死亡者数はエイズや結核、交通事故や自殺による死者数をすでに上回っている。中国にはタバコによる『黒いGDP』はいらない、健康的な産業による『正々堂々のGDP』が必要だ」と、スポーツ産業や健康食品産業、健康管理産業への転換の必要性を訴えた。また、「世界最大のタバコ生産国、消費国である中国の失敗は、世界の喫煙コントロールの失敗。中国には成功しか許されない」と語った。(編集担当:柳川俊之)
中国の喫煙者、3億人を超える
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http://www.tokkai.com/news/column/news/1285114642.php
第3回中国健康教育・健康促進大会で、衛生部副部長の尹力氏は、中国の喫煙者数が3億人を超え、全世界の喫煙人口の3分の1を占めていること、副流煙被害は5億人を超えると指摘した。中国では喫煙に関連した疾患で毎年100万人近くが死亡しており、これはエイズや結核、交通事故などによる死者の総数よりも多い数字となっている。
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http://www2.explore.ne.jp/news/articles/15003.html?r=sh
新華社の報道によると、現在、中国での喫煙者数は3億人で、全世界の喫煙者数の三分の一を占めることが明らかになった。このうち、家庭やオフィスなどでの受動喫煙による被害者は5億人を越えるとみられている。
衛生部の調べでも、中国で喫煙と関係がある死亡者は100万人に迫っていて、全死亡者数の12%を占める。これは、肺結核・交通事故・自殺・HIVによる死亡者の総和よりも多いとのこと。
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タグ :中国
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2010年09月26日 Posted bytonton at 10:39 │Comments(0) │中国
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