世界で推定毎年20万人の労働者が職場での受動喫煙により命を落としている。受動喫煙に安全なレベルはない。全面禁煙の実施が受動喫煙の被害から人々を守る唯一の効果的な方法だ。(by WHO)

日本も加盟しているWHOの「タバコ規制枠組み条約」では、「2010年2月までにすべての公共の建物内の完全禁煙」をガイドライン(指針)としています。子ども、家族、自分、大切な人がタバコの被害を受けない社会作りが必要だと思います。

                
 動画CMコンテスト受賞作品(NPO法人日本禁煙学会)


   

●たばこ最大値上げ、GDPを押し下げる可能性

たばこ最大値上げ、景気判断「攪乱」 個人消費、反動減0.5%超か
【YAHOO!ニュース】8月20日8時16分配信 フジサンケイ ビジネスアイ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100819-00000007-fsi-bus_all
 「10月のたばこ値上げによる反動減は国内総生産(GDP)を大きく押し下げる可能性がある」-。こんなリポートを第一生命経済研究所の新家義貴主任エコノミストがまとめた。新家氏は過去4回の値上げ時に個人消費(GDPベース、前期比)が駆け込み需要で平均0.2~0.3%押し上げられ、その反動減で0.5%押し下げられたと試算。今回の値上げ幅は1箱100円以上と過去最大で、「値上げの影響は過去よりもかなり大きくなる可能性がある」と分析している。
 近年のたばこ値上げは、消費税率が引き上げられた1997年とたばこ増税が実施された98、2003、06年。いずれも1箱当たり10~30円値上げされている。
 試算では過去4回の値上げ時に、個人消費が駆け込み需要で押し上げられた半面、反動減がそれよりも大きかったことが分かった。平均すると、駆け込み需要で個人消費は年率換算で1%前後増加し、反動減で約2%減少したため、年度全体ではマイナスの影響が生じていた。
 今年10月のたばこ増税の幅は1本当たり3.5円と大きく、需要減をカバーするためのメーカー側の値上げもあり、主力商品の値上げ幅は1箱当たり100円以上とかつてなく大きい。反動減はかなりの大きさが予想されるほか、値上げをきっかけに禁煙する人も多いとみられる。
 9月末のエコカー補助金打ち切りをにらんだ駆け込み需要も相まって、GDPはたばこ値上げ前の7~9月期には大きく押し上げられるが、10~12月期は大幅な反動減が生じる見通しだ。GDPの6割弱を占める個人消費は、たばこ値上げを含めて「攪乱(かくらん)要因が目白押し」(新家氏)で、景気動向の見極めを難しくしている。



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2010年08月26日 Posted bytonton at 07:23 │Comments(0)●データ・知識1

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