世界で推定毎年20万人の労働者が職場での受動喫煙により命を落としている。受動喫煙に安全なレベルはない。全面禁煙の実施が受動喫煙の被害から人々を守る唯一の効果的な方法だ。(by WHO)

日本も加盟しているWHOの「タバコ規制枠組み条約」では、「2010年2月までにすべての公共の建物内の完全禁煙」をガイドライン(指針)としています。子ども、家族、自分、大切な人がタバコの被害を受けない社会作りが必要だと思います。

                
 動画CMコンテスト受賞作品(NPO法人日本禁煙学会)


   

中国/ 「タバコをやめるまで出勤するな!」会社から勧告

会社から異例の勧告「タバコをやめるまで出勤するな!」/中国
【RocketNews24】
http://rocketnews24.com/?p=42982
世界的に禁煙の機運が高まりつつあるなか、中国の行政区が公務員を対象に思い切った禁煙運動を開始した。その運動とは、「禁煙できるまで出勤するな!」というもの。この役所は以前にも大胆な禁煙運動を実施して成果を上げていたそうで、さらなるタバコの締め出しにかかったわけだ。
この運動を行っているのは、中国四川省の眉山(びざん)市の行政区である。課長級以上の幹部に対して今月11日、禁煙規定を通告した。
同役所は昨年6月にも禁煙運動を行っている。そのときは幹部に対して1か月以内に禁煙することを約束させていた。しかし、最近一部の幹部が隠れて喫煙している事実が発覚。禁煙を徹底するために今回の通告となった。
通告された内容は大変厳しいもので、禁煙できなければ出勤さえ許されない。また、この規定に違反して隠れてタバコを吸っていることが発覚すれば、免職や停職などの懲戒処分を受けるという。
同役所が厳しい規定を設けたのには理由があるようだ。というのも、中国は世界一タバコを生産する国であり、消費量も世界1位。人口の3分の1に当たる3億5000万人が喫煙している。さらに、毎月100万人がタバコによる病気で命を落としているそうだ。
喫煙者にはなかなか厳しいルールだ。しかしそのおかげで命を縮めずにすむのなら、とてもありがたいルールともいえる。日本の企業もこのくらいの勢いで、職場禁煙を進めても良いのではないだろうか?


タグ :中国

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2010年08月16日 Posted bytonton at 12:53 │Comments(0)中国

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