世界で推定毎年20万人の労働者が職場での受動喫煙により命を落としている。受動喫煙に安全なレベルはない。全面禁煙の実施が受動喫煙の被害から人々を守る唯一の効果的な方法だ。(by WHO)

日本も加盟しているWHOの「タバコ規制枠組み条約」では、「2010年2月までにすべての公共の建物内の完全禁煙」をガイドライン(指針)としています。子ども、家族、自分、大切な人がタバコの被害を受けない社会作りが必要だと思います。

                
 動画CMコンテスト受賞作品(NPO法人日本禁煙学会)


   

★中国/ 国の学校、全面禁煙に

国の学校、全面禁煙に/中国
【CRIオンライン】
http://japanese.cri.cn/881/2010/07/14/201s161106.htm
 新華社によりますと、13日中国教育部は、全国の学校で全面的に禁煙を実施することを明らかにしました。教師は生徒の前でタバコを吸ってはいけない、生徒からのタバコを受け取らず、生徒に渡さないなどを強調しました。
 また、生徒及び来校者の校内での喫煙も禁止すると決めました。

 現在、中国の喫煙者は3億人を越え、受動喫煙者数は5.4億人に達し、うち15歳以下の子供は1.8億人います。毎年の喫煙による死亡者数は100万人に達しています。(馬 ? チェック:大野)


教師は学生に「もらいたばこ」しないこと…中国政府
【YAHOO!ニュース】7月14日17時14分配信 サーチナ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100714-00000076-scn-cn
 中国政府・教育部は13日、「無煙学校の建設プロジェクト」に着手することを明らかにした。同プロジェクトに参加する大学では、教師が学生の前でたばこを吸うことを禁止する。学生に勧められた「たばこをもらう」ことや「渡す」ことも禁止する。中国国際放送が報じた。
 たばこを吸う際に、同席者にも1本渡して勧める行為は「敬煙」と呼ばれ、中国では「常識的マナー」とされてきた。相手がたばこを持っていても、自分から1本手渡して勧める礼儀だ。喫煙の習慣がないならば断っても問題ないが、「たばこを『よいもの』と考える発想が根底にある。自分は吸うことを断っても相手は吸うので、受動喫煙を増やす」との批判が高まっていた。
 教育部は◆大学内での学生の禁煙◆外来者を含め大学敷地内での禁煙◆教師による学生の喫煙防止◆教職員の禁煙の奨励――を進める考えを明らかにした。
 中国の喫煙人口は3億人以上。受動喫煙を強いられている人は5億4000万人で、うち1億8000万人が15歳以下。年間100万人が、喫煙が原因とみられる病気で死亡しているという。
◆解説◆
 中国で、喫煙の規制が本格化したのは1990年ごろから。「最高実力者」とされたトウ小平が禁煙に取り組み、成功したからとの見方もある。
 問題視されつづけた「敬煙」については、多くのメディアが「日本を見習え」との論調を展開したこともある。「日本人は、健康に害があるたばこを、他人に勧めない。礼節を尊ぶ日本人は、たばこについても合理的な礼儀を編み出した」、「日本人の特徴はたばこを吸う際、同席者に必ず『吸ってもよいですか』とたずねることだ。相手が吸わなければ、自分も吸わない。それが本当の礼儀だ」など、いささか妙な形で日本が持ち上げられた。(編集担当:如月隼人)


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2010年07月19日 Posted bytonton at 11:09 │Comments(0)中国

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