世界で推定毎年20万人の労働者が職場での受動喫煙により命を落としている。受動喫煙に安全なレベルはない。全面禁煙の実施が受動喫煙の被害から人々を守る唯一の効果的な方法だ。(by WHO)

日本も加盟しているWHOの「タバコ規制枠組み条約」では、「2010年2月までにすべての公共の建物内の完全禁煙」をガイドライン(指針)としています。子ども、家族、自分、大切な人がタバコの被害を受けない社会作りが必要だと思います。

                
 動画CMコンテスト受賞作品(NPO法人日本禁煙学会)


   

勤務中、全面禁煙スタート 加西市、宝塚市の職員

勤務中、全面禁煙スタート 加西市、宝塚市の職員 
【神戸新聞】
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0003047095.shtml
 加西市と宝塚市は1日、職員の勤務時間中の全面禁煙を始めた。庁舎内を禁煙にする自治体は増えてきたが、勤務時間の喫煙自体を禁じるのは全国でも珍しい。(藤村有希子、上杉順子)
 加西市は2003年4月、公共施設内を全面禁煙とし、市庁舎でも地下駐車場入り口など建物外にのみ喫煙スペースを設置。市によると、本庁職員235人のうち喫煙者は約30人。今回、職員の健康増進を促すため勤務中の禁煙を決め、5月6日から試行してきた。
 愛煙家の50代男性職員は「ここは他部署との交流の場でもあったが…」と寂しそう。喫煙歴28年の男性職員(48)は「禁煙の試行中は午後3時ぐらいが特にきつかった。でもちょっと慣れてきたかな」と話す。一方、来庁した同市田原町の男性(86)は「そこまで規制するのはちょっとかわいそうかも」と同情していた。
 宝塚市は4月から午前中の喫煙を禁止し、1日から全面禁煙に踏み切った。
 職員でつくる市職員安全衛生協議会が決定。本庁舎内を禁煙にした03年7月以降、屋外数カ所に喫煙コーナーを設置しているが、利用者の大半が職員でドアや窓の開閉で庁舎内に煙が入ることもあるため、勤務中の喫煙を禁じた。今後、勤務時間外も含め、敷地内の全面禁煙も検討している。
 以前は1日1箱以上吸っていたという中川智子市長は「今は夜しか吸わない。昼間は必死に働き、退庁後に一服するのが何よりの楽しみ。職員の皆さんもそうされては」と話していた。
 同様の取り組みは、県外では大阪府や千葉県浦安市などが実施している。

【写真】喫煙スペースに禁煙を告知する紙を張る市職員=加西市役所



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2010年06月10日 Posted bytonton at 22:31 │Comments(0)●都道府県・市町村

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