日本も加盟しているWHOの「タバコ規制枠組み条約」では、「2010年2月までにすべての公共の建物内の完全禁煙」をガイドライン(指針)としています。子ども、家族、自分、大切な人がタバコの被害を受けない社会作りが必要だと思います。
動画CMコンテスト受賞作品(NPO法人日本禁煙学会)
増える禁煙店 お酒も食事も /島根
お酒も食事も増える禁煙店/島根
【asahi.com】
http://mytown.asahi.com/shimane/news.php?k_id=33000001005310004
◆あす世界禁煙デー◆
たばこの煙を吸わされる心配のない飲食店で酒や会話を楽しみたくて、県内を探してみたらいくつも見つかった。「禁煙」をうたう飲食店は、たばこをやめるきっかけにもなると期待され、年々増えているという。31日は「世界禁煙デー」。(中村正夫)
◆県の登録に164件/やめる契機に/女性客にも人気◆
松江市末次本町のバー「くう」のカウンターで、背広姿の男性客(34)が隠岐産の岩ガキとワインを1人楽しんでいた。静かなジャズが流れ、宍道湖大橋や湖水を一望できる大きな窓のそばでは、5人
連れの客が談笑していた。店の売り物は、世界の名産地から仕入れたシングルモルトウイスキーやワイン。週1~2回は通うという男性客は「たばこを吸わないので禁煙はありがたい」と話した。
店は東出雲町で酒店を営むマスター組嶽(くみ・たけ)賢一さん(46)が、おいしい酒を広めるアンテナショップのつもりで2003年に開いた。当初から全面禁煙。「団体客が避けるなど商売としては厳しいが、禁煙への理解が広がりリピーターが増えてきた」という。
がん予防の決め手として、たばこ対策に取り組む県は、受動喫煙を減らすため「たばこの煙のない飲食店」の登録制度を設けている。終日禁煙の飲食店を登録してステッカーや登録証を発行、県ホームページでも紹介する。登録店はレストランや喫茶店など164件(4月7日現在)。04年の開始以来、年10件程度のペースで増えている。
「飲食店は幅広い利用がある。従業員の受動喫煙を防ぐためにも禁煙店が増えてほしい」と担当者。
「くう」に程近いダイニングバー「菜厨(な・くりあ)」は登録店。昨夏の開店以来、入り口に「ノースモーキング」を掲げる。地元産の有機野菜を使った蒸し料理が自慢で日本酒やワインなどにもこだわる。
「健康によい食事を提供する以上、空気もきれいでなければ」と店長の福間進さん(48)。髪や服ににおいが付かないと好評で8割が女性客だ。
共同経営者4人は元ヘビースモーカー。煙で迷惑をかけてきた罪滅ぼしに、とたばこの煙のない環境づくりをめざす「しまね子どもをたばこから守る会」のスタッフを福間さんは務める。
「やめたい人にとって禁煙酒場は、禁煙のきっかけや吸わないでいる練習の場にもなる」と言うのは、同会代表で松江記念病院の禁煙外来を担当する春木宥子(ゆう・こ)医師。「英国のパブ(大衆酒場)でさえ禁煙になった。日本でも禁煙酒場は増えるはず。店の繁盛にもつながるのでは」と話す。
大田市のJR大田市駅近くで6月21日に店開きするカフェ「ハレの日」も全面禁煙。肉や魚など地元産食材を使った料理がメニューに並び、ハーブのカクテルや生ビールなど酒類も出す。店主の和田裕子さん(31)は元市職員。女性1人でもくつろげる空間を、とアンティーク家具をそろえた。「居心地を大切にしたいのでたばこの煙はいりません」
【写真】宍道湖大橋を望むバー「くう」。店内に灰皿はない
【写真】入り口に店内禁煙の看板を掲げるダイニングバー「菜厨」=いずれも松江市末次本町
【asahi.com】
http://mytown.asahi.com/shimane/news.php?k_id=33000001005310004
◆あす世界禁煙デー◆
たばこの煙を吸わされる心配のない飲食店で酒や会話を楽しみたくて、県内を探してみたらいくつも見つかった。「禁煙」をうたう飲食店は、たばこをやめるきっかけにもなると期待され、年々増えているという。31日は「世界禁煙デー」。(中村正夫)
◆県の登録に164件/やめる契機に/女性客にも人気◆
松江市末次本町のバー「くう」のカウンターで、背広姿の男性客(34)が隠岐産の岩ガキとワインを1人楽しんでいた。静かなジャズが流れ、宍道湖大橋や湖水を一望できる大きな窓のそばでは、5人
連れの客が談笑していた。店の売り物は、世界の名産地から仕入れたシングルモルトウイスキーやワイン。週1~2回は通うという男性客は「たばこを吸わないので禁煙はありがたい」と話した。
店は東出雲町で酒店を営むマスター組嶽(くみ・たけ)賢一さん(46)が、おいしい酒を広めるアンテナショップのつもりで2003年に開いた。当初から全面禁煙。「団体客が避けるなど商売としては厳しいが、禁煙への理解が広がりリピーターが増えてきた」という。
がん予防の決め手として、たばこ対策に取り組む県は、受動喫煙を減らすため「たばこの煙のない飲食店」の登録制度を設けている。終日禁煙の飲食店を登録してステッカーや登録証を発行、県ホームページでも紹介する。登録店はレストランや喫茶店など164件(4月7日現在)。04年の開始以来、年10件程度のペースで増えている。
「飲食店は幅広い利用がある。従業員の受動喫煙を防ぐためにも禁煙店が増えてほしい」と担当者。
「くう」に程近いダイニングバー「菜厨(な・くりあ)」は登録店。昨夏の開店以来、入り口に「ノースモーキング」を掲げる。地元産の有機野菜を使った蒸し料理が自慢で日本酒やワインなどにもこだわる。
「健康によい食事を提供する以上、空気もきれいでなければ」と店長の福間進さん(48)。髪や服ににおいが付かないと好評で8割が女性客だ。
共同経営者4人は元ヘビースモーカー。煙で迷惑をかけてきた罪滅ぼしに、とたばこの煙のない環境づくりをめざす「しまね子どもをたばこから守る会」のスタッフを福間さんは務める。
「やめたい人にとって禁煙酒場は、禁煙のきっかけや吸わないでいる練習の場にもなる」と言うのは、同会代表で松江記念病院の禁煙外来を担当する春木宥子(ゆう・こ)医師。「英国のパブ(大衆酒場)でさえ禁煙になった。日本でも禁煙酒場は増えるはず。店の繁盛にもつながるのでは」と話す。
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【写真】入り口に店内禁煙の看板を掲げるダイニングバー「菜厨」=いずれも松江市末次本町
●厚労省、旅館や飲食店の喫煙室設置に助成金
●飲食店やホテルの喫煙室設置費助成/香川労働局
◎ファーストフード店で禁煙強化の動き
◎「名ばかり分煙」改善策は 飲食と完全分離を
●兵庫/ 全面禁煙飲食店ただ今50店
◎受動喫煙対策急ピッチ 外食、店舗を一斉改装 /神奈川
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2010年06月07日 Posted bytonton at 19:47 │Comments(0) │飲食店
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