世界で推定毎年20万人の労働者が職場での受動喫煙により命を落としている。受動喫煙に安全なレベルはない。全面禁煙の実施が受動喫煙の被害から人々を守る唯一の効果的な方法だ。(by WHO)

日本も加盟しているWHOの「タバコ規制枠組み条約」では、「2010年2月までにすべての公共の建物内の完全禁煙」をガイドライン(指針)としています。子ども、家族、自分、大切な人がタバコの被害を受けない社会作りが必要だと思います。

                
 動画CMコンテスト受賞作品(NPO法人日本禁煙学会)


   

◎喫煙は年130時間のムダ!「健康と生産性」の関係

喫煙は年130時間のムダ!「健康と生産性」の関係
【プレジデント】
http://www.president.co.jp/pre/backnumber/2010/20100517/14843/14849/

コスト削減の流れの中で従業員一人一人の生産性向上は急務だ。
離職や欠勤より影響が大きいという「疾病による損失額」と
その対処法が、調査研究によって明らかになった。

 (略)

次に、喫煙者の生産性損失はどうだろうか。喫煙者の年間生産性損失時間は130時間弱に及び、そのうちプレゼンティーイズムが76.5時間を占める(図表2)。金額にすると一人あたり4430ドル(うちプレゼンティーイズムが2619ドル)の損失となる(図表3)。非喫煙者、喫煙経験者と比較して、現在の喫煙者の生産性損失が最も高くなっていることがわかる。



 米国では肥満による健康リスクも大きな問題になっている。肥満の労働者は、メタボリック・シンドロームになるリスクが健康な労働者の約9.4倍、高血圧のリスクが4倍にもなることがわかっている。さらに、注目に値するのは肥満労働者の業務遂行障害が2.3倍にもなるという事実である。
 ダウ・ケミカルのCEOアンドリュー・リバリス氏は、「我々が使う機械と同様に、社員も十分にケアすれば、有病率が減り、医療費、業務遂行障害、生産量低下によるコスト(=損失)が削減できる」と述べている。

(以下、略)



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2010年04月28日 Posted bytonton at 10:51 │Comments(0)●データ・知識1

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