日本も加盟しているWHOの「タバコ規制枠組み条約」では、「2010年2月までにすべての公共の建物内の完全禁煙」をガイドライン(指針)としています。子ども、家族、自分、大切な人がタバコの被害を受けない社会作りが必要だと思います。
動画CMコンテスト受賞作品(NPO法人日本禁煙学会)
◎静岡/ 受動喫煙防止指針作成へ県が実態・意識調査
受動喫煙防止指針作成へ県が実態・意識調査/静岡
【読売新聞】
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shizuoka/news/20100417-OYT8T00887.htm
県は、県内の飲食店などの禁煙や分煙状況の実態や、受動喫煙防止に関する県民の意識調査に着手し、受動喫煙による健康被害の防止に本格的に乗り出した。川勝知事は知事選で「受動喫煙の機会を大幅に減少させる取り組み」を公約の一つに掲げており、2011年度には指針を作って受動喫煙防止を推し進める。
厚生労働省は今年2月、飲食店など不特定多数の人が集まる施設を原則、全面禁煙にすることを求める通知を都道府県に出した。これを受け、今年度の当初予算で県は「たばこ対策事業」に前年度の2倍以上の1023万円を計上し、調査を行うことにした。
県は2000年度から4年に1回、県内の公共的な施設の禁煙・分煙状況を調査。県健康増進課によると、金融機関やデパートなどでは全面禁煙が進み、最新の08年調査では、1525施設(回答率30・5%)のうち、約半数で禁煙か分煙を実施していた。
しかし、飲食店と宿泊施設、理美容店などの衛生施設、パチンコ店などの娯楽施設の4業種では、禁煙化や分煙化がほとんど進んでいないため、今回はこの4業種に絞って調査する。
県内に約3万5000あるこれらの施設のうち、5000施設を無作為に選び、アンケート形式で禁煙や分煙ができない理由や、すでに実施している施設には、実施後の売り上げの変化、利用者の反応などを尋ねる。さらに、無作為に選んだ県民3000人に、受動喫煙防止の必要性や、受動喫煙の実体験、行政への要望などを答えてもらう。
全面禁煙成否分かれる飲食店
2008年の県の調査で、禁煙か分煙をしている県内の飲食店は19・6%にとどまっている。飲食店の場合、全面禁煙では成否が分かれている。
居酒屋をチェーン展開する「ワタミ」(本社・東京都)は05年7~12月、静岡市や東京都、新潟市、千葉市に全面禁煙の「手づくり厨房(ちゅうぼう)」を開店したが、いずれも06年5月で閉店するか、店名を変えて全面禁煙をやめた。
同社の広報担当は「グループに1人でも喫煙者がいると避けられたのかも」と振り返る。現在、同社の多くの店は分煙で対処する。
静岡市清水区銀座に09年5月、開店した創作料理店「Ginza澄海(すかい)」は入り口に「店内完全禁煙」を表示する居酒屋。「料理や日本酒本来の味を楽しんでもらいたい」(経営者)と、開店時から導入した。客からの苦情はなく、経営も順調という。料理長の高橋幸助さん(29)は「たばこを吸わない方には喜んでいただいている」と話す。
県内36店、愛知県内4店の直営店をもつ中華ファミリーレストラン「五味八珍」(本部・浜松市)も時間帯を区切るなど段階的な試みを経て、08年2月に全店を全面禁煙にした。
客数は2~3%減ったが、混乱や苦情はなかったという。同社の営業担当は「家族連れが多く、7~8割は禁煙を望んでいたのでは。禁煙が浸透した現在、影響は全くない」と話した。
【読売新聞】
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shizuoka/news/20100417-OYT8T00887.htm
県は、県内の飲食店などの禁煙や分煙状況の実態や、受動喫煙防止に関する県民の意識調査に着手し、受動喫煙による健康被害の防止に本格的に乗り出した。川勝知事は知事選で「受動喫煙の機会を大幅に減少させる取り組み」を公約の一つに掲げており、2011年度には指針を作って受動喫煙防止を推し進める。
厚生労働省は今年2月、飲食店など不特定多数の人が集まる施設を原則、全面禁煙にすることを求める通知を都道府県に出した。これを受け、今年度の当初予算で県は「たばこ対策事業」に前年度の2倍以上の1023万円を計上し、調査を行うことにした。
県は2000年度から4年に1回、県内の公共的な施設の禁煙・分煙状況を調査。県健康増進課によると、金融機関やデパートなどでは全面禁煙が進み、最新の08年調査では、1525施設(回答率30・5%)のうち、約半数で禁煙か分煙を実施していた。
しかし、飲食店と宿泊施設、理美容店などの衛生施設、パチンコ店などの娯楽施設の4業種では、禁煙化や分煙化がほとんど進んでいないため、今回はこの4業種に絞って調査する。
県内に約3万5000あるこれらの施設のうち、5000施設を無作為に選び、アンケート形式で禁煙や分煙ができない理由や、すでに実施している施設には、実施後の売り上げの変化、利用者の反応などを尋ねる。さらに、無作為に選んだ県民3000人に、受動喫煙防止の必要性や、受動喫煙の実体験、行政への要望などを答えてもらう。
全面禁煙成否分かれる飲食店
2008年の県の調査で、禁煙か分煙をしている県内の飲食店は19・6%にとどまっている。飲食店の場合、全面禁煙では成否が分かれている。
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タグ :静岡県
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2010年04月20日 Posted bytonton at 17:44 │Comments(0) │●都道府県・市町村
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