世界で推定毎年20万人の労働者が職場での受動喫煙により命を落としている。受動喫煙に安全なレベルはない。全面禁煙の実施が受動喫煙の被害から人々を守る唯一の効果的な方法だ。(by WHO)

日本も加盟しているWHOの「タバコ規制枠組み条約」では、「2010年2月までにすべての公共の建物内の完全禁煙」をガイドライン(指針)としています。子ども、家族、自分、大切な人がタバコの被害を受けない社会作りが必要だと思います。

                
 動画CMコンテスト受賞作品(NPO法人日本禁煙学会)


   

静岡県吉田町、勤務中は禁煙 7月から「県内自治体では初めて」

静岡県吉田町、勤務中は禁煙 7月から「県内自治体では初めて」
【ヨミドクター】
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=22483
 静岡県吉田町は、職員が勤務中に喫煙することを7月から全面的に禁止する。
 大阪市が今年10月から、勤務中の職員は禁煙とする方針を打ち出しているが、県健康増進室は「県内の自治体では初めての取り組みではないか」としている。
 今月17日の町議会一般質問で、町職員の喫煙について問われた田村典彦町長は、「厳密に言えば、勤務中の喫煙は地方公務員法35条が定める『職務専念義務』に違反すると言わざるを得ない」と述べたうえで、「(現在は)公務への影響が生じない最小限の範囲で認めているが、勤務中の喫煙が少なからず時間、職務上のロスであることは否めない。本日(17日)から6月30日まで自粛期間とし、7月1日から禁煙に踏み切りたい」と“宣言”した。
 同町では、現在は役場に勤務する職員は庁舎外の喫煙所で喫煙しなければならないが、今後は昼休みの1時間を除き、仕事で庁舎外にいる時も含め、勤務中の喫煙は一切できなくなる。
 「禁煙」を突然申し渡された職員は驚きを隠せない様子。「これを機にたばこをやめられれば」と前向きにとらえる男性職員がいた一方、「決まったことなので従うしかないが、長年吸い続けており、禁煙できるかどうか不安」と悩ましげに語る男性職員もいる。
 自身、38歳の時に禁煙したという田村町長は、「職員が勤務中に喫煙するのは町民から良くない印象を持たれる」と禁煙を決めた理由を説明している。
(2010年3月24日 読売新聞)


学校敷地内禁煙化が決まった時に「タバコをお酒に例えて考えてみてください」と言われた方がいます。勤務中にお酒を飲む人がいますか?と。



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2010年03月27日 Posted bytonton at 20:25 │Comments(0)●都道府県・市町村

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