世界で推定毎年20万人の労働者が職場での受動喫煙により命を落としている。受動喫煙に安全なレベルはない。全面禁煙の実施が受動喫煙の被害から人々を守る唯一の効果的な方法だ。(by WHO)

日本も加盟しているWHOの「タバコ規制枠組み条約」では、「2010年2月までにすべての公共の建物内の完全禁煙」をガイドライン(指針)としています。子ども、家族、自分、大切な人がタバコの被害を受けない社会作りが必要だと思います。

                
 動画CMコンテスト受賞作品(NPO法人日本禁煙学会)


   

◎飲食店や職場などの全面禁煙化、7割半が「賛成」

職場や飲食店での全面禁煙に賛成する理由
3月10日17時38分配信 Business Media 誠
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100310-00000075-zdn_mkt-bus_all
 他人の吸ったタバコから立ち上がる煙。それを吸い込んでしまう「受動喫煙」を防止しようという動きが強まっているが、タバコの煙のニオイが好きという人はどのくらいいるのだろうか。
 タバコの煙のニオイが「好き(とても+どちらかというと)」という人は7.5%であることが、アイシェアの調査で分かった。一方「嫌い」という人は92.5%と、多くの人がタバコの煙のニオイは嫌っているようだ。
 日常生活の中で受動喫煙をしてしまう機会が、「ある(頻繁に+たまに)」という人は88.1%。喫煙者は喫煙スペースへの出入りが多いためか93.2%と高いが、非喫煙者でも87.0%が受動喫煙の機会が「ある」と答えた。また分煙されている施設を利用したとき「禁煙席にいるのにタバコのニオイがする」など、しっかり分煙されていないように感じたことが「ある」人は77.4%。この割合は、喫煙者でも63.0%と半数を超えており、非喫煙者では80.5%にも達した。「非喫煙者の方が分煙の甘さを感じている様子がうかがえた」(アイシェア)としている。

●全面禁煙に賛成する理由
 受動喫煙防止対策のため、飲食店や職場などが全面禁煙されることについてどのように考えているのだろうか。「賛成(とても+どちらかというと)」という人は76.9%。男女別に見てみると、男性は72.7%であるのに対し、女性は81.7%と9ポイントも高い。また、非喫煙者では「賛成」が87.0%、喫煙者でも30.1%が支持している。
 全面禁煙に賛成する理由を聞いたところ、「完全な分煙は不可能なので」「子どもの受動喫煙が心配だから」「食事中にタバコのニオイがするとおいしくなくなるから」「煙は自己防衛できないので」などの意見が目立った。一方、反対の理由として「分煙で十分」「全面禁煙ではなく、空調を完備した喫煙席・喫煙コーナーの設置を義務化するべき」「吸いたい人には吸わせてあげられる環境を作ったほうがいい」といった声があった。
 「現状では全面禁煙に大多数が賛成しているが、今後どのように対策が進んでいくのだろうか。喫煙者にとっても、非喫煙者にとっても、環境が大きく変わりそうである」(アイシェア)
 インターネットによる調査で、20~40代の男女411人が回答した。調査期間は2月18日から2月23日まで。



飲食店や職場などの全面禁煙化、7割半が「賛成」--喫煙者でも3割が支持
【マイコミジャーナル】
http://journal.mycom.co.jp/news/2010/03/10/041/?rt=na
アイシェアは10日、厚生労働省が現在検討中の「受動喫煙防止対策」に関する意識調査結果を発表した。同調査は2月18日~23日の期間、同社が提供するメール転送サービス「CLUB BBQ」会員を対象に実施され、全国の20代~40代の男女411人から有効回答を得た。
同調査によると、現在たばこを吸うことがある人は、頻繁にある人(13.9%)とたまにある人(3.9%)を合わせた17.8%。反対に、現在たばこを吸わない人は、過去も含めて喫煙経験がない人(63.7%)と喫煙経験はあるが現在はしていないという人(18.5%)を合計すると82.2%に上った。
日常生活の中で受動喫煙をしてしまう機会があるかと尋ねたところ、「頻繁にある」(28.7%)と「たまにある」(59.4%)の合計88.1%が『ある』と回答。また、分煙されている施設を使った時にしっかり分煙されていないように感じた経験が「ある」人は77.4%に達した。
受動喫煙防止対策のため、飲食店やホテル、職場などが全面禁煙化されることについてどう思うか聞いてみると、「とても賛成」(56.4%)と「どちらかというと賛成」(20.4%)の合計76.9%が『賛成』と答えた。一方、『反対』は「とても反対」(10.5%)と「どちらかというと反対」(12.7%)を合わせて23.1%という結果に。男女別に見てみると、男性は72.7%、女性は81.7%が『賛成』と回答。また、非喫煙者では87%が『賛成』、喫煙者でも30.1%が同対策を支持しているのが目を引く。
『賛成』の理由としては、「完全な分煙は不可能なので」「子どもの受動喫煙が心配だから」といった意見が多数を占めた。それに対して『反対』の理由には、「分煙で十分」「吸いたい人には吸わせてあげられる環境を作ったほうがいい」などのコメントが多く見られた。
(御木本千春)





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2010年03月11日 Posted bytonton at 20:21 │Comments(0)●データ・知識1

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