日本も加盟しているWHOの「タバコ規制枠組み条約」では、「2010年2月までにすべての公共の建物内の完全禁煙」をガイドライン(指針)としています。子ども、家族、自分、大切な人がタバコの被害を受けない社会作りが必要だと思います。
動画CMコンテスト受賞作品(NPO法人日本禁煙学会)
飲食店 マック、Rホスト禁煙前倒し実施 スムーズに受け入れ
神奈川県内のマクドナルド全店、全面禁煙に
【読売新聞】
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100301-OYT1T01072.htm
神奈川県で公共的施設内の喫煙を規制する「受動喫煙防止条例」が全国で初めて4月に施行されるのを前に、日本マクドナルド(本社・東京都新宿区)は1日、県内全298店舗を全面禁煙にした。
すでに約180店が全面禁煙だったが、ガラスで仕切った喫煙スペースを設けたり、フロアごとに分煙にしたりしていた残り約120店舗も禁煙に。分煙だった店舗ではポスターを掲示し、注文を受ける店員が「本日から全面禁煙です」と説明した。
横浜市中区の関内北口店では午前0時に喫煙席60席の灰皿を撤去した。西区の女性会社員(24)は「分煙でも、煙が漏れて気になっていた。大歓迎」。同県藤沢市の男子大学生(21)は「吸う場所がほとんどなくなりストレスがたまる」と話した。同社の萩原和之・コミュニケーション部統括マネージャーは「外食産業のリーディングカンパニーとして、禁煙化の流れを作りたい」としている。
同県内では、ロイヤルホールディングス(本社・福岡市博多区)も「ロイヤルホスト」「天丼てんや」などグループ59店舗を1日から、一部に喫煙ルームを設けるなどして全席禁煙とした。
(2010年3月1日20時48分 読売新聞)
マック、Rホスト禁煙前倒し実施 スムーズに受け入れ
【産経ニュース】
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/kanagawa/100301/kng1003012339007-n1.htm
神奈川県で全国初の受動喫煙防止条例が施行されるまで、あと1カ月。国の通知で注目度が高まる中、県内でも1日、一部の飲食チェーンが禁煙を前倒し。施行に向け、準備が進む街を歩いた。(黒田悠希)
横浜市中区のJR関内駅前の「マクドナルド関内北口店」はこの日、「全席禁煙」を知らせるポスターを店内に掲示した。しかし、来店した大和市の会社員、水上祐輔さん(29)は「喫煙者なのでショックだったが、今後も利用する。もともとファストフード店では、あまり吸っていなかった」と気にならないようだ。
友達と来店した横浜市西区の主婦、田中智美さん(37)は「今日は店に入ったら、すごく空気がさわやか。夫はたばこを吸うが、禁煙の動きをどんどん進めてもよいと言っている。非喫煙者を気にしてしまうので」。同店では、客は皆静かに座ってコーヒーを飲んだり、食事をしたり。昨日まで、たばこが吸えた場所と思えないほど、すんなり受け入れられていた。
正午ごろには、路上のあちこちで喫煙するサラリーマンの姿が見られた。横浜市西区の50代の会社員男性は、「愛煙家にとっては厳しい世の中。1カ月後はどうなるのかな」。同市中区の会社員男性(46)は「禁煙は時代の流れなのである程度は仕方ないと思うが、個人的には吸える場所を探し回る生活になりそうだ」とぼやいた。
全席禁煙となった「ロイヤルホスト」の馬車道店では、昼時、禁煙を知らせる看板を見て立ち去った客は1人だけ。運営する「ロイヤルホールディングス」の広報担当者は「関東地区では、JRの駅が禁煙など、喫煙者も受け入れる土壌があるようだ」と指摘する。ただ、前倒し実施は飲酒主体ではないチェーンが中心。夜間営業中心の店でも愛煙家は禁煙を受け入れるだろうか。
【写真】ロイヤルホストの喫煙ルーム。たばこの自販機が設置されている=横浜市中区
マクドナルドとロイヤルホストが全席禁煙に、健康志向に応える姿勢をアピール/神奈川県内
3月1日23時45分配信 カナロコ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100301-00000026-kana-l14
県の受動喫煙防止条例の施行を1カ月後に控えた1日、県内のマクドナルドとロイヤルホストが全席禁煙に踏み切った。他に先駆けることで、顧客の健康志向に応える企業姿勢をアピールしたい考え。一方、同じ外食産業でも居酒屋チェーンは「顧客のニーズが違う。全面禁煙は難しい」。同業他社の動向を横にらみしながらの対応となっている。
■好評
昼時、マクドナルド横浜西口店(横浜市西区)。注文カウンターでは店員が客の意向を一人一人確認していた。「禁煙ですが、よろしいですか」―。
店の入り口にも告知のポスターが張り出されており、4歳と5歳の子どもと来店した主婦(35)は「いつも禁煙席を探して利用していた。(全席禁煙は)安心感が違う」と笑顔を見せた。 ロイヤルホストは県内59店の喫煙席をすべてなくし、うち12店で喫煙ルームを新設した。馬車道店(同市中区)を訪れた女性会社員(60)は「店員に喫煙か禁煙か聞かれず不思議だった。たばこのにおいがしなくて、よかった」と好印象を持った様子だった。
■効果
マクドナルドは県内298店舗の約6割で全面禁煙を導入済み。日本マクドナルド(東京都新宿区)の広報担当者は「商品を持ち帰る人が増え、灰皿の掃除も不要。作業効率が上がり、コスト削減にもつながっている」と“思わぬ”効果を口にする。
ロイヤルホストも昨秋に県内一部店舗で禁煙に踏み切ったが、顧客の健康志向の高まりもあり、競合他社との差異化が図れるという判断があった。来店した愛煙家からは「昼はよくても、お酒を飲むときはたばこが吸える店に行くかも」(男性、84歳)との声も聞かれたが、同店を展開する外食大手ロイヤルホールディングス(福岡市)は「禁煙による客数減少はない」としている。
■慎重
「むしろ同業他社の動向が気になる」。そう打ち明けるのは、居酒屋チェーン「ワタミ」(東京都大田区)の広報担当者。ファストフードやファミリーレストランとは客のニーズや志向が異なり、2社の先行実施で参考になる点は少ないという。
苦い記憶がある。2005年にオープンした「禁煙居酒屋」は4店すべてが1年で閉鎖。「10人で宴会をやれば2、3人は喫煙者。大人数での来店が敬遠された」。現在、分煙化の方策を模索中だという。
厚生労働省が全国の自治体に出した、公共施設での原則全面禁煙を求める通知も判断を迷わせる。居酒屋「白木屋」などを経営する「モンテローザ」(東京都武蔵野市)では「分煙も認められなくなる可能性があり、国の動きも注視している」。県内では1カ月に約10店舗ずつ分煙のための改修を行っていくという。
飲食店の全面禁煙、増えてます 売り上げ減の懸念の声も
【朝日新聞社】
http://www.asahi.com/national/update/0302/TKY201003010472.html
1日に店内5カ所に全面禁煙を知らせるポスターを掲げたグローバルダイニングの店舗=東京都港区白金台の「ラ・ボエム」
飲食店の客席を全面禁煙にする動きがじわりと広がってきた。4月から県内の小規模店以外の飲食店に禁煙や分煙を義務づける神奈川県での動きが目立つが、ほかの地域でも禁煙に切り替える店が出ている。ただ、売り上げが減るのを恐れ、二の足を踏む企業も多い。
「全面禁煙とさせていただきます」。東京都港区白金台のカフェ・レストラン「ラ・ボエム」に1日、お客に理解を求めるポスターが張り出された。運営する外食チェーン大手のグローバルダイニングは、バー1店をのぞく全国65店で、この日から全面禁煙に踏み切った。
同社では、2007年秋から店舗の全面禁煙化を進めていたが、時間帯や客席を区切った分煙が、全店舗の3割ほど残っていた。厚生労働省が2月、全国の自治体に、飲食店を含む公共施設での全面禁煙を求める通知を出したことをきっかけに、全店舗での全面禁煙に踏み切ったという。
神奈川県は4月1日から、「受動喫煙防止条例」を施行。ロイヤルホールディングスが展開するファミレスの「ロイヤルホスト」は先んじて今月から同県内の全59店舗で客席の全面禁煙を実施。うち12店では店内の一角に完全分離の喫煙専用室を設けた。日本マクドナルドも今月から県内298店で全面禁煙に。店内には喫煙スペースもない。
ロイヤルホールディングスは「他社との差異化の意味もある」とし、全国の店舗に全面禁煙を広げる。
ただ消費者の節約志向で外食市場は冷え込み、全面禁煙はさらなる売り上げ減に直結しかねない。大手居酒屋チェーンは「禁煙は時代の流れだが、禁煙でない競合店に客を奪われる」と懸念する。(内山修)
【読売新聞】
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100301-OYT1T01072.htm
神奈川県で公共的施設内の喫煙を規制する「受動喫煙防止条例」が全国で初めて4月に施行されるのを前に、日本マクドナルド(本社・東京都新宿区)は1日、県内全298店舗を全面禁煙にした。
すでに約180店が全面禁煙だったが、ガラスで仕切った喫煙スペースを設けたり、フロアごとに分煙にしたりしていた残り約120店舗も禁煙に。分煙だった店舗ではポスターを掲示し、注文を受ける店員が「本日から全面禁煙です」と説明した。
横浜市中区の関内北口店では午前0時に喫煙席60席の灰皿を撤去した。西区の女性会社員(24)は「分煙でも、煙が漏れて気になっていた。大歓迎」。同県藤沢市の男子大学生(21)は「吸う場所がほとんどなくなりストレスがたまる」と話した。同社の萩原和之・コミュニケーション部統括マネージャーは「外食産業のリーディングカンパニーとして、禁煙化の流れを作りたい」としている。
同県内では、ロイヤルホールディングス(本社・福岡市博多区)も「ロイヤルホスト」「天丼てんや」などグループ59店舗を1日から、一部に喫煙ルームを設けるなどして全席禁煙とした。
(2010年3月1日20時48分 読売新聞)
マック、Rホスト禁煙前倒し実施 スムーズに受け入れ
【産経ニュース】
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/kanagawa/100301/kng1003012339007-n1.htm
神奈川県で全国初の受動喫煙防止条例が施行されるまで、あと1カ月。国の通知で注目度が高まる中、県内でも1日、一部の飲食チェーンが禁煙を前倒し。施行に向け、準備が進む街を歩いた。(黒田悠希)
横浜市中区のJR関内駅前の「マクドナルド関内北口店」はこの日、「全席禁煙」を知らせるポスターを店内に掲示した。しかし、来店した大和市の会社員、水上祐輔さん(29)は「喫煙者なのでショックだったが、今後も利用する。もともとファストフード店では、あまり吸っていなかった」と気にならないようだ。
友達と来店した横浜市西区の主婦、田中智美さん(37)は「今日は店に入ったら、すごく空気がさわやか。夫はたばこを吸うが、禁煙の動きをどんどん進めてもよいと言っている。非喫煙者を気にしてしまうので」。同店では、客は皆静かに座ってコーヒーを飲んだり、食事をしたり。昨日まで、たばこが吸えた場所と思えないほど、すんなり受け入れられていた。
正午ごろには、路上のあちこちで喫煙するサラリーマンの姿が見られた。横浜市西区の50代の会社員男性は、「愛煙家にとっては厳しい世の中。1カ月後はどうなるのかな」。同市中区の会社員男性(46)は「禁煙は時代の流れなのである程度は仕方ないと思うが、個人的には吸える場所を探し回る生活になりそうだ」とぼやいた。
全席禁煙となった「ロイヤルホスト」の馬車道店では、昼時、禁煙を知らせる看板を見て立ち去った客は1人だけ。運営する「ロイヤルホールディングス」の広報担当者は「関東地区では、JRの駅が禁煙など、喫煙者も受け入れる土壌があるようだ」と指摘する。ただ、前倒し実施は飲酒主体ではないチェーンが中心。夜間営業中心の店でも愛煙家は禁煙を受け入れるだろうか。
【写真】ロイヤルホストの喫煙ルーム。たばこの自販機が設置されている=横浜市中区
マクドナルドとロイヤルホストが全席禁煙に、健康志向に応える姿勢をアピール/神奈川県内
3月1日23時45分配信 カナロコ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100301-00000026-kana-l14
県の受動喫煙防止条例の施行を1カ月後に控えた1日、県内のマクドナルドとロイヤルホストが全席禁煙に踏み切った。他に先駆けることで、顧客の健康志向に応える企業姿勢をアピールしたい考え。一方、同じ外食産業でも居酒屋チェーンは「顧客のニーズが違う。全面禁煙は難しい」。同業他社の動向を横にらみしながらの対応となっている。
■好評
昼時、マクドナルド横浜西口店(横浜市西区)。注文カウンターでは店員が客の意向を一人一人確認していた。「禁煙ですが、よろしいですか」―。
店の入り口にも告知のポスターが張り出されており、4歳と5歳の子どもと来店した主婦(35)は「いつも禁煙席を探して利用していた。(全席禁煙は)安心感が違う」と笑顔を見せた。 ロイヤルホストは県内59店の喫煙席をすべてなくし、うち12店で喫煙ルームを新設した。馬車道店(同市中区)を訪れた女性会社員(60)は「店員に喫煙か禁煙か聞かれず不思議だった。たばこのにおいがしなくて、よかった」と好印象を持った様子だった。
■効果
マクドナルドは県内298店舗の約6割で全面禁煙を導入済み。日本マクドナルド(東京都新宿区)の広報担当者は「商品を持ち帰る人が増え、灰皿の掃除も不要。作業効率が上がり、コスト削減にもつながっている」と“思わぬ”効果を口にする。
ロイヤルホストも昨秋に県内一部店舗で禁煙に踏み切ったが、顧客の健康志向の高まりもあり、競合他社との差異化が図れるという判断があった。来店した愛煙家からは「昼はよくても、お酒を飲むときはたばこが吸える店に行くかも」(男性、84歳)との声も聞かれたが、同店を展開する外食大手ロイヤルホールディングス(福岡市)は「禁煙による客数減少はない」としている。
■慎重
「むしろ同業他社の動向が気になる」。そう打ち明けるのは、居酒屋チェーン「ワタミ」(東京都大田区)の広報担当者。ファストフードやファミリーレストランとは客のニーズや志向が異なり、2社の先行実施で参考になる点は少ないという。
苦い記憶がある。2005年にオープンした「禁煙居酒屋」は4店すべてが1年で閉鎖。「10人で宴会をやれば2、3人は喫煙者。大人数での来店が敬遠された」。現在、分煙化の方策を模索中だという。
厚生労働省が全国の自治体に出した、公共施設での原則全面禁煙を求める通知も判断を迷わせる。居酒屋「白木屋」などを経営する「モンテローザ」(東京都武蔵野市)では「分煙も認められなくなる可能性があり、国の動きも注視している」。県内では1カ月に約10店舗ずつ分煙のための改修を行っていくという。
飲食店の全面禁煙、増えてます 売り上げ減の懸念の声も
【朝日新聞社】
http://www.asahi.com/national/update/0302/TKY201003010472.html
1日に店内5カ所に全面禁煙を知らせるポスターを掲げたグローバルダイニングの店舗=東京都港区白金台の「ラ・ボエム」
飲食店の客席を全面禁煙にする動きがじわりと広がってきた。4月から県内の小規模店以外の飲食店に禁煙や分煙を義務づける神奈川県での動きが目立つが、ほかの地域でも禁煙に切り替える店が出ている。ただ、売り上げが減るのを恐れ、二の足を踏む企業も多い。
「全面禁煙とさせていただきます」。東京都港区白金台のカフェ・レストラン「ラ・ボエム」に1日、お客に理解を求めるポスターが張り出された。運営する外食チェーン大手のグローバルダイニングは、バー1店をのぞく全国65店で、この日から全面禁煙に踏み切った。
同社では、2007年秋から店舗の全面禁煙化を進めていたが、時間帯や客席を区切った分煙が、全店舗の3割ほど残っていた。厚生労働省が2月、全国の自治体に、飲食店を含む公共施設での全面禁煙を求める通知を出したことをきっかけに、全店舗での全面禁煙に踏み切ったという。
神奈川県は4月1日から、「受動喫煙防止条例」を施行。ロイヤルホールディングスが展開するファミレスの「ロイヤルホスト」は先んじて今月から同県内の全59店舗で客席の全面禁煙を実施。うち12店では店内の一角に完全分離の喫煙専用室を設けた。日本マクドナルドも今月から県内298店で全面禁煙に。店内には喫煙スペースもない。
ロイヤルホールディングスは「他社との差異化の意味もある」とし、全国の店舗に全面禁煙を広げる。
ただ消費者の節約志向で外食市場は冷え込み、全面禁煙はさらなる売り上げ減に直結しかねない。大手居酒屋チェーンは「禁煙は時代の流れだが、禁煙でない競合店に客を奪われる」と懸念する。(内山修)
●厚労省、旅館や飲食店の喫煙室設置に助成金
●飲食店やホテルの喫煙室設置費助成/香川労働局
◎ファーストフード店で禁煙強化の動き
◎「名ばかり分煙」改善策は 飲食と完全分離を
●兵庫/ 全面禁煙飲食店ただ今50店
◎受動喫煙対策急ピッチ 外食、店舗を一斉改装 /神奈川
●飲食店やホテルの喫煙室設置費助成/香川労働局
◎ファーストフード店で禁煙強化の動き
◎「名ばかり分煙」改善策は 飲食と完全分離を
●兵庫/ 全面禁煙飲食店ただ今50店
◎受動喫煙対策急ピッチ 外食、店舗を一斉改装 /神奈川
2010年03月05日 Posted bytonton at 13:15 │Comments(0) │飲食店
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