世界で推定毎年20万人の労働者が職場での受動喫煙により命を落としている。受動喫煙に安全なレベルはない。全面禁煙の実施が受動喫煙の被害から人々を守る唯一の効果的な方法だ。(by WHO)

日本も加盟しているWHOの「タバコ規制枠組み条約」では、「2010年2月までにすべての公共の建物内の完全禁煙」をガイドライン(指針)としています。子ども、家族、自分、大切な人がタバコの被害を受けない社会作りが必要だと思います。

                
 動画CMコンテスト受賞作品(NPO法人日本禁煙学会)


   

山口県宇部市/ 公共施設を全面禁煙

公共施設を全面禁煙/宇部市/山口
【asahi.com】
http://mytown.asahi.com/yamaguchi/news.php?k_id=36000001002270003
◆県内初、来年度内に
  宇部市の久保田后子市長は、市役所庁舎や市が所有する全公共施設を2010年度中に全面禁煙にする方針を明らかにした。市民や職員の受動喫煙を防ぎ健康を守るためで、屋外の喫煙所も非喫煙者への影響を考慮して入り口から10メートル離す「10メートルルール」を徹底する。市は、市の公共施設を含めた完全禁煙化は県内で初めてとしている。
  市によると、全85施設のうち、すでに70カ所が全面禁煙だが、市役所庁舎など15カ所は喫煙所を設け、分煙化してきた。今後、徐々に喫煙所を減らし、同年度中に完全禁煙に踏み切る。屋外喫煙所の「10メートルルール」は市民センターなど市民が多く集まる場所から順次、実施するという。
  「10メートルルール」は山口大医学部の福田吉治教授(地域医療学)が提唱。たばこの煙の影響を受けないためには、喫煙者が1人の場合、6~7メートルの距離が必要で、複数の喫煙者が同時に利用することを考えると、10メートル離す必要があるという。現在、全面禁止の施設でも灰皿が入り口近くに置かれ、受動喫煙が事実上、防げていないのが実情という。
  市役所で25日、全面禁煙のスタート式があり、市立神原保育園の園児たちが、受動喫煙追放のキャラクター「無煙君」と「けむたい子ちゃん」の面をつけて「煙のにおいは大嫌い」と合唱した=写真。久保田市長は「国も禁煙強化の方向であり、これが動きになればいい」と話した。



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2010年02月27日 Posted bytonton at 22:08 │Comments(0)●都道府県・市町村

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