世界で推定毎年20万人の労働者が職場での受動喫煙により命を落としている。受動喫煙に安全なレベルはない。全面禁煙の実施が受動喫煙の被害から人々を守る唯一の効果的な方法だ。(by WHO)

日本も加盟しているWHOの「タバコ規制枠組み条約」では、「2010年2月までにすべての公共の建物内の完全禁煙」をガイドライン(指針)としています。子ども、家族、自分、大切な人がタバコの被害を受けない社会作りが必要だと思います。

                
 動画CMコンテスト受賞作品(NPO法人日本禁煙学会)


   

禁煙で糖尿病リスク、しかし禁煙しない口実にしてはならない

たばこをやめると糖尿病リスク高まる、体重増加が影響-研究
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920012&sid=aW9sa.GXyYOs
  1月5日(ブルームバーグ):たばこをやめると糖尿病のリスクが高まる傾向があることが、米ジョンズ・ホプキンス大学(ボルティモア)の研究で分かった。禁煙が通常、体重増加につながることが影響しているとみられる。
  だからといって喫煙者はこの研究結果を、たばこをやめない口実にしてはならないと、医学誌アナルズ・オブ・インターナル・メディスンで4日公表された論文は警告している。
  禁煙と糖尿病の関連を示す研究結果は過去にもある。シンチエ・イエ氏ら同大学医学部の研究者らは、たばこをやめた人の体重管理を医師が支援するほか、禁煙に伴う体重増加を抑制する効果があることが分かっているニコチン置き換え療法(NRT)の検討などが必要だと指摘した。
  内科・伝染病専門助教授のイエ氏は発表資料で「要するに、たばこを吸い始めるなということだ」とした上で、「吸っているならやめるべきだ。それは正しいが、体重増加にも注意を払う必要がある」と説明している。
  研究チームは45-64歳の約1万1000人について、9年間のデータを調査。対象期間の3-5年前にたばこをやめた人は2型の糖尿病になる確率が、もともと喫煙の習慣のない人に比べ80%高かった。研究開始後の3年間にたばこをやめた人は73%高く、禁煙後の最初の3年間に糖尿病のリスクが最も高まることが示された。
  研究開始の6-9年前に禁煙した人のリスクは54%高く、それより前の人は16%高い。喫煙を続けている人のリスクは26%高かったという。



タグ :糖尿病

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2010年01月07日 Posted bytonton at 16:38 │Comments(0)●データ・知識1

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