世界で推定毎年20万人の労働者が職場での受動喫煙により命を落としている。受動喫煙に安全なレベルはない。全面禁煙の実施が受動喫煙の被害から人々を守る唯一の効果的な方法だ。(by WHO)

日本も加盟しているWHOの「タバコ規制枠組み条約」では、「2010年2月までにすべての公共の建物内の完全禁煙」をガイドライン(指針)としています。子ども、家族、自分、大切な人がタバコの被害を受けない社会作りが必要だと思います。

                
 動画CMコンテスト受賞作品(NPO法人日本禁煙学会)


   

中国/乗客の喫煙で故障発生、開通したばかりの高速鉄道

開通したばかりの高速鉄道で故障発生、原因は乗客の喫煙/中国
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091230-00000066-scn-cn
 12月26日に開通したばかりの武漢―広州間を結ぶ高速鉄道「CRH2型鉄道」で29日午後、設備故障が発生し、遅延する事故が発生した。鉄道部門が調査したところ、故障の原因は車内で乗客が喫煙したことによって安全装置が作動したためだった。武漢晩報が伝えた。
 事故の発生後、鉄道部門は乗客に対し、「全車両が禁煙であり、たとえデッキやトイレであっても喫煙してはいけない」と伝え、ほかの乗客たちが安全に高速鉄道を利用できるよう、車内で喫煙しないよう呼びかけたという。
 この事故によって3時間の遅れが出たほか、発車を待つ乗客たちは車内に閉じ込められたままになった。乗客の一人は、「急いでいたからこそ高速鉄道を利用したのに」と語っているほか、数千人の利用客に影響が出たと見られている。
 この事故に対し、中国のネット上では「タバコを吸えば警報装置が作動するのは常識ではないか。警報装置が作動すれば運行できるわけがないだろう」、「おならで警報装置は作動するの?」、「高速鉄道は謝罪すべきだ」、「乗客のタバコが原因だったというのは言い訳であり、責任のなすりつけだ。これくらいのことを前もって予測できなかったのか」などの意見が寄せられている。
 武漢―広州間を結ぶ高速鉄道「CRH2型鉄道」は、26日に開通したばかりの路線であり、日本の川崎重工業から購入した高速鉄道車両だ。中国では鉄道の高速化にあたり、まず国外から車両を導入し、自らの技術を追加する方式で、開発を進めている。中国メディアは「わが国が開発した高速車両」と紹介することが一般的だ。(編集担当:畠山栄)



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2009年12月31日 Posted bytonton at 16:13 │Comments(0)中国

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