世界で推定毎年20万人の労働者が職場での受動喫煙により命を落としている。受動喫煙に安全なレベルはない。全面禁煙の実施が受動喫煙の被害から人々を守る唯一の効果的な方法だ。(by WHO)

日本も加盟しているWHOの「タバコ規制枠組み条約」では、「2010年2月までにすべての公共の建物内の完全禁煙」をガイドライン(指針)としています。子ども、家族、自分、大切な人がタバコの被害を受けない社会作りが必要だと思います。

                
 動画CMコンテスト受賞作品(NPO法人日本禁煙学会)


   

和歌山市議会委禁煙

和歌山市議会委禁煙 さらに進化 ロビー分煙検討
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/wakayama/news/20091212-OYT8T01154.htm
 和歌山市議会の常任委員会と特別委員会が開会中の12月定例議会から禁煙となった。他府県の多くの市議会は以前から禁煙にしており、時代の流れからも当然だろう。
 和歌山市議会の本会議場は既に禁煙になっているが、議員控室や案件を審議する委員会室は喫煙が許されてきた。タバコを吸いながら、委員会審議が行われる光景には違和感を感じた。
 多数の人が利用する施設に受動喫煙の防止を義務づけた健康増進法が2003年5月に施行されると、各地の市議会で禁煙化が加速した。
神戸市議会は同8月、議員が自主的に行っていた委員会、本議会の禁煙を運営理事会の決定によるものと改めた。各委員会の判断に委ねている大阪市議会も「ここ3、4年、委員会はすべて禁煙」(議会事務局)という。
 こうした風潮に和歌山市議からも「喫煙はみっともない」「市職員は吸っていない」などの声が上がり、今回、委員会レベルで禁煙に踏み切った。9月には日本禁煙学会から市長と議長に「建物内完全禁煙化」を求める陳情書が提出されていた。ある議員は「公共施設や外国では吸えない場所がほとんど。委員会での喫煙は後ろめたかった」と打ち明ける。
 委員会室から煙は消えたものの、議場が入る市庁舎3階ロビーの一角に喫煙場所があり、紫煙がフロア内に立ちこめる。ロビーは議会を訪れた市民も利用し、受動喫煙の恐れがある。宇治田清治議長は「ロビーでタバコを吸うと議会全体が喫煙しているようなイメージを持たれる」と話し、喫煙室を設けて分煙にすることを検討しているという。
 一部議員が漏らす、「マナーは守るので愛煙家の権利も少しは守ってほしい」との気持ちはわかる。だが、そこは市民の範となるべき市会議員。遅ればせながらも緒についた禁煙化の動きをもっと進んだものにしてほしい。(辻和洋)
(2009年12月13日 読売新聞)



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2009年12月16日 Posted bytonton at 19:10 │Comments(0)●都道府県・市町村

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