世界で推定毎年20万人の労働者が職場での受動喫煙により命を落としている。受動喫煙に安全なレベルはない。全面禁煙の実施が受動喫煙の被害から人々を守る唯一の効果的な方法だ。(by WHO)

日本も加盟しているWHOの「タバコ規制枠組み条約」では、「2010年2月までにすべての公共の建物内の完全禁煙」をガイドライン(指針)としています。子ども、家族、自分、大切な人がタバコの被害を受けない社会作りが必要だと思います。

                
 動画CMコンテスト受賞作品(NPO法人日本禁煙学会)


   

「たばこ1箱500円になったら禁煙」は約3分の1

「たばこ1箱500円になったら禁煙する」は約3分の1~たばこ意識調査
http://www.rbbtoday.com/news/20091204/64203.html
 たばこの値上げ論争が繰り広げられているが、実際に喫煙者はいくらになったら喫煙をやめるのだろうか。ORIMOが意識調査を実施し、444名(男性228名、女性216名)から回答があった。
 政府税制調査会の企画委員会がたばこ税について1本2~3円程度の小幅増税で概ね合意したとの報道がなされ、たばこの値上げは1箱40円~60円との見込みだ。しかし長妻昭厚生労働相の閣議後記者会見では、「OECD(経済協力開発機構)加盟国並みに大幅に引き上げる交渉を続ける」とし、増税後のたばこ価格について「1箱500~600円を想定」していると発言。
たばこ値上げ論議がにぎやかになっている。
 今回調査で喫煙率は、男性で42.1%。年代別での内訳は20代32.1%、30代で37.4%、40代7.6%、50代以上44.0%となっている。女性全体では18.3%。年代別に見ると20代で18.4%、30代が17.1%、40代23.1%、50代以上12.5%だった。
 喫煙者に対して、「たばこの価格がいくらになったら禁煙するか?」と尋ねたところ(選択肢:400円からの100円単位、最高1000円)、「400円」では男性の8.7%、女性では0%となっており全体では.1%。「500円」では男性が26.1%、女性では27.5%で全体では26.5%だった。たばこが500円になると、400円で禁煙」も含めると、喫煙者の32.6%が禁煙するという計算になる。「600円で禁煙」は男性で13%、女性が25%、「700円」では男性の7.6%、女性5%、「800円」が男性8.7%、女性10%、「900円」は男女とも0%、「1000円以上で禁煙」は男性33.7%、女性30%となっている。「たばこの価格がいくらになっても禁煙しない」との回答は男性で6.5%、女性で2.5%だった。一気に値上げされればやめるのだけど、徐々に上げられたら……と思っている喫煙者も多いことだろう。
(関口賢@RBB 2009年12月4日 15:05)
 



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2009年12月08日 Posted bytonton at 14:14 │Comments(0)●データ・知識1

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