世界で推定毎年20万人の労働者が職場での受動喫煙により命を落としている。受動喫煙に安全なレベルはない。全面禁煙の実施が受動喫煙の被害から人々を守る唯一の効果的な方法だ。(by WHO)

日本も加盟しているWHOの「タバコ規制枠組み条約」では、「2010年2月までにすべての公共の建物内の完全禁煙」をガイドライン(指針)としています。子ども、家族、自分、大切な人がタバコの被害を受けない社会作りが必要だと思います。

                
 動画CMコンテスト受賞作品(NPO法人日本禁煙学会)


   

妊娠中の喫煙は赤ちゃんのぜんそくリスクを高める

妊娠中の喫煙は赤ちゃんのぜんそくリスクを高める、スウェーデン研究
http://www.afpbb.com/article/life-culture/health/2641805/4592843
 妊娠中の喫煙は、赤ちゃんのぜんそくリスクを最大で6倍押し上げるとする研究結果が14日、ヨーロッパ呼吸器学会European RespiratorySociety)で発表された。
 スウェーデン・ノルボッテン(Norrbotten)にあるSunderby中央病院のアンダーシュ・ビャウ(Anders Bjerg)教授らのチームは、1996~2008年にかけて約3400人の子どもを対象にぜんそくの調査を行った。
 妊娠中に喫煙していた母親から産まれた赤ちゃんの体重は、喫煙していなかった母親から産まれた赤ちゃんの体重に比べて平均で211グラム少なかった。
 また、体重が2500グラム未満の未熟児が産まれる確率は、妊娠中に喫煙していた母親では24.3%にも上ったのに対し、喫煙していなかった母親では4.1%だった。
 ぜんそくにかかるリスクは、母親が妊娠中に喫煙しておらず、出生時体重が基準値の子どもでは7.7%だったが、母親が妊娠中に喫煙しており、出生時体重が低体重の子どもでは23.5%に上った。
 以上のことから調査チームは、妊娠時の喫煙は赤ちゃんの低体重を招き、これがぜんそくの発生に影響を及ぼすとみている。



タグ :ぜんそく

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2009年09月17日 Posted bytonton at 14:09 │Comments(0)●データ・知識1

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