世界で推定毎年20万人の労働者が職場での受動喫煙により命を落としている。受動喫煙に安全なレベルはない。全面禁煙の実施が受動喫煙の被害から人々を守る唯一の効果的な方法だ。(by WHO)

日本も加盟しているWHOの「タバコ規制枠組み条約」では、「2010年2月までにすべての公共の建物内の完全禁煙」をガイドライン(指針)としています。子ども、家族、自分、大切な人がタバコの被害を受けない社会作りが必要だと思います。

                
 動画CMコンテスト受賞作品(NPO法人日本禁煙学会)


   

宮城/ タクシー全面禁煙へ”発車”石巻支部 

タクシー全面禁煙へ”発車”石巻支部 8月5日から足並み
シール張りアピール快適な空間提供/宮城
http://www.sanriku-kahoku.com/news/2009_06/i/090627i-kinen.html
 石巻地方のタクシー会社が「タクシーの日」の8月5日から全面禁煙を始める。県タクシー協会の決定に伴う実施。タクシーの禁煙化は全国的な流れで、大半の県が実施する中、宮城は立ち遅れていた。石巻地方では、一部の会社が既に禁煙化を進めていたものの、追随する会社が少なかった。全社が足並みをそろえることで、乗客に快適な空間を提供していく。
 県タクシー協会石巻支部(33社、菊田良光支部長)によると、支部の車両台数は、435台(4月1日現在)。このうち、ぱんぷきんが26台、石巻観光タクシーが3台で既に全面禁煙を実施し、伊原津タクシーが3台を禁煙車両として乗客に協力を求めている。
 ぱんぷきんは、時代の流れに沿った「快適な空間を」と、2006年6月に1台で禁煙化をスタート。08年5月には、一般車に加えて9人乗りのジャンボタクシーや福祉タクシーなど全車26台で全面禁煙に踏み切った。
 開始当初は「禁煙車両でお願いします」と指定する客がいる一方で、夜間は酒を飲んだ帰りの客も多く、喫煙者には「たばこが吸えないなら乗らない」などと、敬遠されたこともあったという。
 ぱんぷきんは、車両の屋根に禁煙マークのあんどんを設置。ドア窓や背もたれにシールを張って「禁煙車両」をアピールしてきた。その結果、禁煙車両が乗客に徐々に周知されて定着、石巻観光タクシーでも、禁煙化はおおむね好評だという。
 しかし、石巻市のタクシーの中には「ただでさえ客が少ない。特に夜間の乗客は逃したくないので、禁煙はマイナス」と話す運転手も。喫煙者に敬遠されがちなことや、あんどん設置費用がかさむことなどから、なかなか禁煙化に踏み切れない会社もあったようだ。
 実施に当たっては、禁煙シールを張ることになる。菊田支部長は「遅まきながら実施することになった。地域の公共交通機関として、より良い車内環境を提供していきたい」と話す。
 禁煙タクシーは、03年施行の健康増進法でタクシー車内が「分煙努力義務対象」となったのを契機に全国で広がった。東北では秋田、山形、福島が既に踏み切り、岩手は一部(胆江支部)が5月に実施、宮城と青森が8月5日にスタートすることになった。
 石巻地方では、公共施設などで禁煙が進んでおり、タクシー業界の取り組みが待たれていた。




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2009年06月27日 Posted bytonton at 21:16 │Comments(0)●交通機関/タクシー

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