世界で推定毎年20万人の労働者が職場での受動喫煙により命を落としている。受動喫煙に安全なレベルはない。全面禁煙の実施が受動喫煙の被害から人々を守る唯一の効果的な方法だ。(by WHO)

日本も加盟しているWHOの「タバコ規制枠組み条約」では、「2010年2月までにすべての公共の建物内の完全禁煙」をガイドライン(指針)としています。子ども、家族、自分、大切な人がタバコの被害を受けない社会作りが必要だと思います。

                
 動画CMコンテスト受賞作品(NPO法人日本禁煙学会)


   

禁煙、1週間で挫折が80% /中国

禁煙めざすも、80%が1週間以内に挫折=1年続く人はわずか2.5%―中国
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090616-00000020-rcdc-cn
2009年6月14日、このほど中国で行われた喫煙に関する調査によると、禁煙を決意した人の80%近くが1週間以内に再び喫煙を開始している実態が明らかになった。1年間の禁煙に成功した人はわずか2.5%に過ぎず、意思力だけで禁煙を成功させるのは極めて難しい現実が突きつけられた。中国新聞網が伝えた。
同調査に関わった北京首都医科大学付属北京朝陽医院の肖丹(シャオ・ダン)教授は、「6か月以上の禁煙に成功した人の50%は生涯たばこから離れられる。禁煙の最も大きな障害は、たばこを吸わないでいる時に生じる不安、いらいらなどを克服できないことだ」と述べる。
肖教授は調査結果について、「たばこの成分であるニコチンが中毒性物質であることが原因」と解説した。たばこを断つと、大脳がニコチンによる満足を得られなくなるため、不安やいらいら、集中力の分散など、「ニコチン離脱(禁断)症状」を引き起こすという。これが俗に言う「ニコチン中毒」だ。禁煙を決意した人の大部分は、この苦しみに耐えられず、禁煙を断念することになる。
現在中国の喫煙人口は3.5億人だが、そのうち90%は喫煙が健康を害することを知っており、50%近くが1年以内に禁煙するか喫煙量を減らすことを計画しているという。しかし、意志の力だけで禁煙できると考えている人々が多いことも調査結果は示している。(翻訳・編集/津野尾)



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2009年06月19日 Posted bytonton at 17:54 │Comments(0)中国

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