世界で推定毎年20万人の労働者が職場での受動喫煙により命を落としている。受動喫煙に安全なレベルはない。全面禁煙の実施が受動喫煙の被害から人々を守る唯一の効果的な方法だ。(by WHO)

日本も加盟しているWHOの「タバコ規制枠組み条約」では、「2010年2月までにすべての公共の建物内の完全禁煙」をガイドライン(指針)としています。子ども、家族、自分、大切な人がタバコの被害を受けない社会作りが必要だと思います。

                
 動画CMコンテスト受賞作品(NPO法人日本禁煙学会)


   

中国/ 不名誉な世界一

【外信コラム】上海余話 たばこ天国
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090602-00000133-san-int
 いかに「世界一」が好きな中国人も、これほどまでに世界一が並ぶと悩ましいだろう。たばこの生産量と販売量、喫煙者の総数と純増数…。いずれも中国が世界のトップを独走する。喫煙習慣の結果、世界で1年に命を落とす540万人のうち100万人が中国との不名誉な数字もある。
 国内ラジオ局の情報サイト、中国広播網が伝えた中国のたばこにまつわる世界記録のオンパレードだ。13億人を超える人口のなせる技だろうが、3億5000万人という中国の喫煙人口は、世界の喫煙者の3人に1人というから驚きだ。
 欧米系ホテルのレストランでも頼めば灰皿がすっと出てくるあたり、中国は喫煙者には優しい国だといえる。ただし喫煙者の家族や同僚など、自分は吸わなくとも受動的な喫煙を強いられる人が5億4000万人に上るとの推計もある。
 その影響なのか、中国で1980年代は22歳前後だった喫煙を始める平均年齢が、ここ数年で18歳にまで下がった。ある調査では15歳以上の中国人男性の10人に6人が喫煙習慣をもつという。18歳で成人扱いの中国ながら、「愛煙家」と呼ぶにふさわしくない世代が増えるのは好ましくない。
 中国政府も2011年までに公共施設や交通機関を全面禁煙する計画を進めているが、愛煙家の某地方政府幹部に聞くと、「なにせ中国はたばこによる税収額も世界一なんでね」とにやり。世界一の座は、しばらく手放しそうにない。(河崎真澄)


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2009年06月04日 Posted bytonton at 21:09 │Comments(0)中国

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