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町田市：路上など公共の場、喫煙禁止　６月議会に提案　／東京
http://mainichi.jp/area/tokyo/news/20090509ddlk13010319000c.html
　町田市は路上など公共の場所での喫煙を禁止する方針を固めた。違反者には過料２０００円を科す。市議会６月定例会に条例案を提出し、可決されれば１０月にも施行される。
　市環境保全課によると、市内の道路や公園など公共施設の一部を禁止区域に指定。区域内で火のついたたばこを持つことを禁止する。違反した場合は、嘱託職員の「環境美化指導員」（仮称）が過料を徴収する。
　路上喫煙については、受動喫煙による健康面の問題や、歩きたばこの火が子供の顔に当たる危険性などが指摘されており、市が禁止を検討していた。多摩地区では既に立川市や八王子市をはじめ、９市が条例で禁止している。
　市は９８年施行の「あきかん・吸い殻等の散乱防止に関する条例」を改正し、路上喫煙の禁止を盛り込む。禁止区域の周知期間が必要なため、過料の徴収は来年４月からとなる。禁止区域は標識やポスターなどで表示し、喫煙できる場所への誘導も行うという。
　同課は「市民の健康面と、環境美化の観点から検討した。トラブルが起きないよう、施行までに周知を徹底したい」としている。
【伊澤拓也】