世界で推定毎年20万人の労働者が職場での受動喫煙により命を落としている。受動喫煙に安全なレベルはない。全面禁煙の実施が受動喫煙の被害から人々を守る唯一の効果的な方法だ。(by WHO)

日本も加盟しているWHOの「タバコ規制枠組み条約」では、「2010年2月までにすべての公共の建物内の完全禁煙」をガイドライン(指針)としています。子ども、家族、自分、大切な人がタバコの被害を受けない社会作りが必要だと思います。

                
 動画CMコンテスト受賞作品(NPO法人日本禁煙学会)


   

和歌山市議会にも時代の波 /和歌山

記者が体験:禁煙日記 和歌山市議会にも時代の波 /和歌山
http://mainichi.jp/area/wakayama/news/20090411ddlk30100561000c.html
 和歌山市議会に禁煙の波がゆっくりと押し寄せている。市は03年5月から分煙を実施、各階に喫煙室を設けているが、議会棟のある3階は未分化のまま。市管財課は「議会棟は議会が管理しており、市に決定権はない」という。
 議会棟には本会議場のほか、4委員会室、5応接室、会派ごとの7控室があり、完全禁煙は本会議場のみ。控室は会派の判断に委ねられ、完全禁煙もあれば、議員は禁煙だが来客は自由▽喫煙可能--もあり、まちまちだ。ロビーには、空気清浄機付きの灰皿が2カ所設置されている。
 委員会室も喫煙できる。「委員会は長い。喫煙やトイレのためにいちいち休憩を取っていたら、いつまでたっても結論が出ない」と理由を説明した。
 喫煙歴40年以上の渡辺忠広市議(64)=共産=は「副流煙の害を考えれば分煙すべき。議員間でも『おかしい』という声は上がっているし、小さくても安価な喫煙室を設けられないか検討している」と語る。一方、議会運営委員長の森田昌伸・新和クラブ幹事長(57)は「市財政は危機的状態にある。中途半端な喫煙室を設置して、『分煙しました』と形だけのアピールになるのでは」と懸念する。
 だが、その新和クラブ(4人)では控室の禁煙化に向けた動きも。所属議員が今冬、インフルエンザの予防接種で訪れた市内の医院で、張り薬などを併用する禁煙外来を知ったのがきっかけ。呼気中の一酸化炭素測定で、健康上危ないと診断された議員もいた。
 4人のうち喫煙者は3人。医師は「禁煙するなら、会派全員でやらなければ継続は難しい」と指摘禁煙外来を受診するなら3人が禁煙宣言書に署名するよう求めた。今月初めのクラブ総会で「1日1箱。徐々に本数を減らす」と確認、月末までに「会派禁煙」に踏み切るか決める。
 森田議員は「喫煙が悪ではないが、健康管理は重要」と苦笑。喫煙35年目にして初めて、禁煙を考えている。【加藤明子】


私は、喫煙者は悪ではないが、喫煙(タバコ)は悪だと思っていますが・・
自治体などの公共の建物では、全面ン禁煙が推奨されています。人口あたり3割しかいない喫煙者のために、しかも、健康被害があるのだから、税金で喫煙室をつくるというのは、もう有り得ないでしょう・・。



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2009年04月13日 Posted bytonton at 20:11 │Comments(0)●都道府県・市町村

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