世界で推定毎年20万人の労働者が職場での受動喫煙により命を落としている。受動喫煙に安全なレベルはない。全面禁煙の実施が受動喫煙の被害から人々を守る唯一の効果的な方法だ。(by WHO)

日本も加盟しているWHOの「タバコ規制枠組み条約」では、「2010年2月までにすべての公共の建物内の完全禁煙」をガイドライン(指針)としています。子ども、家族、自分、大切な人がタバコの被害を受けない社会作りが必要だと思います。

                
 動画CMコンテスト受賞作品(NPO法人日本禁煙学会)


   

静岡、店舗6割で受動喫煙対策なし

店舗6割で受動喫煙「対策せず」 静岡
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090331-00000074-san-l22
 静岡市が市内の飲食店にたばこへの取り組みを聞いたアンケート調査で、6割以上の店舗が受動喫煙の防止対策を講じていないことが分かった。「客が望まない」を理由とした店が半数近くで、客席の少ないほど傾向が顕著だった。喫煙客への配慮や限られた客席との兼ね合いで、対策に踏み切れない店側のジレンマが浮かび上がった。
 調査は昨年秋、居酒屋などを除く市内の飲食店3571店を対象に行われ、1220店から回答があった。このうち、禁煙や分煙の受動喫煙対策を講じているのは38・4%で、61・3%が無対策だった。
 業態・規模別にみると、チェーン店や41席以上の客席を持つ大規模店の半数以上がすでに対策済み。一方非チェーンや客席20席以下の店の6割以上は対策をしていなかった。
 禁煙や分煙を実施しない理由は「客が望まない」が最多の49・6%、「客や売り上げが減る」が42・5%と続いた。今後の実施予定も「なし」が55%だった。
 ただ、市側は「否定的には見ていない」と強調する。健康増進法施行の15年以降、対策に取り組む店は6年間で8倍近く増えたことを挙げ、「まだ意識改革の途上。今後も増加するだろう」としている。市は今年度、禁煙店の登録制度を設け、認証店を市ホームページで紹介することを検討している。「二の足を踏んでいる店が多いのは確かで、市も後押しをしていく」(担当者)と話す。
 中心市街地で喫茶店を経営する男性(60)は「土地柄狭い店も多く、分煙も難しい」と苦い顔。この店は、昨年からランチタイム限定で禁煙化を始めたという。男性は「本当にうまい一服のため、吸う人も吸わない人も、お互いに良識と思いやりを持てればいいのだが…」と話した。


良識や思いやりを持てば、タバコを吸う人はいなくなると思いますが・・。



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2009年04月01日 Posted bytonton at 17:37 │Comments(0)飲食店

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