世界で推定毎年20万人の労働者が職場での受動喫煙により命を落としている。受動喫煙に安全なレベルはない。全面禁煙の実施が受動喫煙の被害から人々を守る唯一の効果的な方法だ。(by WHO)

日本も加盟しているWHOの「タバコ規制枠組み条約」では、「2010年2月までにすべての公共の建物内の完全禁煙」をガイドライン(指針)としています。子ども、家族、自分、大切な人がタバコの被害を受けない社会作りが必要だと思います。

                
 動画CMコンテスト受賞作品(NPO法人日本禁煙学会)


   

妊娠15週目前の禁煙で胎児へのリスク減少

妊娠15週目前の禁煙で胎児へのリスク減少、豪・NZ医師チーム
http://www.afpbb.com/article/life-culture/health/2586779/3964259
【3月27日 AFP】妊娠15週目までに禁煙すれば、タバコが胎児に与える深刻な影響を減らせる可能性があるという研究結果が、27日の英医学誌「ブリティッシュ・メディカル・ジャーナル(British MedicalJournal、BMJ)」に発表された。
 女性が喫煙すると子宮外妊娠、流産、死産、未熟児、低出生体重児、新生児死亡などさまざまなリスクが高まることがこれまでの研究で分かっている。
 オーストラリアとニュージーランドの医師チームは、妊娠中の女性2500人を対象に調査を実施。15週目の喫煙習慣を質問したところ、80%が非喫煙者、10%がそれまでに禁煙、残りの10%が調査時も喫煙していた。
 その後の調査で、妊娠15週目の時点で喫煙していた女性の10%が予定日より早く出産し、生まれた子どもの17%が低出生体重児だったことが分かった。
 一方、非喫煙者と15週目までに禁煙していた女性の間には違いが見られず、両グループとも早産は4%、低出生体重児は10%だった。
 このことから、論文は妊娠早期に禁煙すればタバコが胎児に与える深刻な影響を回避できる可能性があると指摘している。

 



タグ :妊娠胎児

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2009年03月28日 Posted bytonton at 19:55 │Comments(0)●データ・知識1

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