世界で推定毎年20万人の労働者が職場での受動喫煙により命を落としている。受動喫煙に安全なレベルはない。全面禁煙の実施が受動喫煙の被害から人々を守る唯一の効果的な方法だ。(by WHO)

日本も加盟しているWHOの「タバコ規制枠組み条約」では、「2010年2月までにすべての公共の建物内の完全禁煙」をガイドライン(指針)としています。子ども、家族、自分、大切な人がタバコの被害を受けない社会作りが必要だと思います。

                
 動画CMコンテスト受賞作品(NPO法人日本禁煙学会)


   

長時間労働により痴呆症、喫煙によるダメージに匹敵 /英

痴呆症になりやすい? 残業もタバコも後でくる!/英国
http://www.japanjournals.com/dailynews/090311/news090311_1.html
欧州で最も労働時間が長いとされる英国人だが、残業を含むこうした働き過ぎは老後に痴呆症(認知症)を発症する率を高めるという研究結果が発表された。また、長時間労働が脳の情報処理能力に与えるストレスと疲労は喫煙によるダメージに匹敵するという。フィンランドの労働衛生機関では英国人公務員のボランティア2,214人を対象に、80年代半ばより知能や短期記憶、語彙検索能力などを測る数々のテストを定期的に重ねてきた。その結果、労働時間が週55時間もしくはそれ以上の中年被験者は、週40時間労働の被験者に比べ、脳機能がより低下していることが判明。労働時間の長さと老後の認識機能障害や痴呆症(認知症)の発生率の関連が証明されたという。他人の喫煙の煙にさらされる「受動喫煙」によって痴呆症(認知症)発症のリスクが50%高まるという研究結果も発表されているが、今回の研究により、長時間労働も喫煙と同程度発症のリスクを高めることが分かった。
ストレスの研究を行うランカスター大学のケイリー・クーパー教授は「長時間労働は健康に悪いだけでなく、仕事の能率も下げてしまう。きちんと休みを取って元気を回復することが必要」と話している。



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2009年03月15日 Posted bytonton at 12:36 │Comments(0)●データ・知識1

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