世界で推定毎年20万人の労働者が職場での受動喫煙により命を落としている。受動喫煙に安全なレベルはない。全面禁煙の実施が受動喫煙の被害から人々を守る唯一の効果的な方法だ。(by WHO)

日本も加盟しているWHOの「タバコ規制枠組み条約」では、「2010年2月までにすべての公共の建物内の完全禁煙」をガイドライン(指針)としています。子ども、家族、自分、大切な人がタバコの被害を受けない社会作りが必要だと思います。

                
 動画CMコンテスト受賞作品(NPO法人日本禁煙学会)


   

喫煙小屋新設は本当に必要か?/広島

北広島市役所、本庁舎裏に喫煙所 「屋根付き」新設に賛否
 【北広島】市は、市役所本庁舎裏に小屋タイプの喫煙所を新設している。これまで灰皿を置いただけで、雨や雪を遮るものがなく、「来
庁者に配慮した」という。しかし、喫煙所はすぐ近くにもあり、健康志向の高まりや厳しい財政状況の中、市民からは疑問の声が上がっている。
 新たな喫煙所は、幅三・六メートル、奥行き一・四メートル、高さ二・八メートルの木造。同じ場所にはこれまで灰皿だけを置いていたが、屋根がなく、来庁者に不便をかけるとの理由で設置を決めた。
 工事は一月下旬に始まり、今月上旬には完成する予定。工費は約四十万円で、吸煙器や暖房設備などは設けず、換気扇のみという。
 市が市役所など公共施設内を禁煙としたのは二〇〇三年。本庁舎前に設けた喫煙所は、「煙が気になる」などの市民の批判を受けて撤去されたが、本庁舎に隣接する第二庁舎、第三庁舎の横にそれぞれ屋根付きの喫煙所がある。
 このため、新たな喫煙所の設置について、市内の無職男性(76)は「禁煙する人が増えているのに必要なのか。財政的な余裕はないはず」と憤り、自営業の男性(47)も「さほど高価なものではないとはいえ、本当に必要か」と首をかしげる。
 これに対し、市総務課の佐藤芳幸課長は「他の喫煙場所は分かりにくい。会議で訪れる市民や、道内外からの視察団などの中にはたばこを吸う人もいて、不便をかけるわけにはいかない」と話している。
(後藤敦)

【写真】市役所本庁舎の裏に建設中の喫煙所



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2009年02月07日 Posted bytonton at 11:03 │Comments(0)●都道府県・市町村

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