世界で推定毎年20万人の労働者が職場での受動喫煙により命を落としている。受動喫煙に安全なレベルはない。全面禁煙の実施が受動喫煙の被害から人々を守る唯一の効果的な方法だ。(by WHO)

日本も加盟しているWHOの「タバコ規制枠組み条約」では、「2010年2月までにすべての公共の建物内の完全禁煙」をガイドライン(指針)としています。子ども、家族、自分、大切な人がタバコの被害を受けない社会作りが必要だと思います。

                
 動画CMコンテスト受賞作品(NPO法人日本禁煙学会)


   

神奈川県・勤務中の喫煙は2本まで

勤務中の県職員喫煙は2本まで/県が制限/神奈川
 県は十七日までに、勤務中の職員の喫煙を午前、午後の一本ずつに制限する措置をとった。本庁のほか出先機関の職員を含めた約七千九百人が対象。県民感情などに配慮した上での決定だが、喫煙者の肩身は狭くなる一方のようだ。
 県人事課によると、これまで勤務時間中の喫煙については所属長に断ればよく、本数の制限もしていなかった。しかし、「喫煙で席を離れることが多いと県民の不信を招く。仕事の効率面やたばこを吸わない職員との公平性の点からも何らかの制限が必要」(同課)と判断。
三日に開催された庁内の総務課長会議で本数を二本に制限するよう伝達したという。
 本庁で働く職員約三千二百人の喫煙率は18%で、全国平均より8ポイントほど低い。県の施設内は喫煙できないが、屋外なら敷地内でも喫煙できる。
 県は来年の県議会二月定例会で公共的施設での受動喫煙防止のための条例成立を目指している。


ポスターで受動喫煙STOP 区内小中学校から221作品集まる/神奈川
 たばこの受動喫煙対策の一つとして、旭区では小中学生を対象にポスターを公募子どもの目線から、区民にたばこの害に対する理解を広めるのがねらいだ
 これは区の自主事業の一つ。県が進める公共的施設での禁煙、市による指定区域内での禁煙条例化も背景にあり、区では独自の受動喫煙対策を検討してきた。まずは、家庭など身近な場から受動喫煙による害を知ってもらおうと、ポスターコンクールを行った。
 今年夏に区内在住、在学の小4から中2を対象に募集をかけ、221点の応募があった。応募作品は旭区医師会長や小中学校長会の代表ら選考委員会によって選考され、最優秀賞に1人、優秀賞と準優秀賞にそれぞれ4人が選ばれた。
最優秀賞に中尾小・戸部さん 11月30日には区長による入賞者の表彰式が行われた。最優秀賞を受賞した中尾小学校の戸部愛菜さん(4年)は、コンクールに応募した動機を「駅やレストランで喫煙の場面に出合うといやだった。煙を吸うことで病気になってしまう可能性があると知ったから」と話す。作品は戸部さんの体験をもとにしたものだ。「たばこを吸っている人にも、病気になる危険があることを早く気付いてほしい」と願いを込める。
 区では「子どもたちの絵をきっかけにして、家庭内で話し合う機会をまずは作ってほしい」と話している。応募作品は全て、12月19日(金)まで区役所4階の旭公会堂で展示されている。

【写真】戸部さんの作品
【写真】戸部 愛菜さん



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2008年12月22日 Posted bytonton at 13:21 │Comments(0)●都道府県・市町村

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