世界で推定毎年20万人の労働者が職場での受動喫煙により命を落としている。受動喫煙に安全なレベルはない。全面禁煙の実施が受動喫煙の被害から人々を守る唯一の効果的な方法だ。(by WHO)

日本も加盟しているWHOの「タバコ規制枠組み条約」では、「2010年2月までにすべての公共の建物内の完全禁煙」をガイドライン(指針)としています。子ども、家族、自分、大切な人がタバコの被害を受けない社会作りが必要だと思います。

                
 動画CMコンテスト受賞作品(NPO法人日本禁煙学会)


   

中国/深刻な喫煙事情、年間死亡者100万人

<調査>喫煙人口3億5千万人突破、年間死亡者100万人に―中国
2008年12月6日、先ごろ発表された全国流行病学調査から、中国が世界一の
喫煙大国
であることが明らかとなった。中国の喫煙人口は3億5000万人を突
破し、年間100万人が喫煙による疾病で死亡している。「北京晨報」の報道。
ニコチン依存は社会問題として深刻化しており、この傾向が特に顕著なのは
アジア地域。世界的な研究データによると、長年喫煙し続けてきた人が自ら
の意思で1年以上の禁煙に成功する率はわずか3%という。 【その他の写真】
喫煙は心筋梗塞、脳卒中、がん、慢性呼吸器疾患などさまざまな健康障
害を引き起こす危険因子
。そのため世界保健機関(WHO)も「たばこは命
を奪うもの。どんな種類でも人体に害がある」と警告
している。
さらに記事は、受動喫煙によってたばこを吸わない子どもたちも被害に遭
っている
と指摘する。受動喫煙にさらされる場所の割合は、家庭と公共エリア
がそれぞれ43.9%、55.8%。調査データから中国では5億4000万人、その
うち15歳以下の子ども1億8000万人が受動喫煙にさらされていると推測され
る。1984年、96年、2000年の調査データをみると、喫煙率は下降傾向を示し
ているが、受動喫煙の被害については何も改善されていない、と記事は伝え
ている。(翻訳・編集/SN)



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2008年12月09日 Posted bytonton at 12:15 │Comments(0)中国

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