世界で推定毎年20万人の労働者が職場での受動喫煙により命を落としている。受動喫煙に安全なレベルはない。全面禁煙の実施が受動喫煙の被害から人々を守る唯一の効果的な方法だ。(by WHO)

日本も加盟しているWHOの「タバコ規制枠組み条約」では、「2010年2月までにすべての公共の建物内の完全禁煙」をガイドライン(指針)としています。子ども、家族、自分、大切な人がタバコの被害を受けない社会作りが必要だと思います。

                
 動画CMコンテスト受賞作品(NPO法人日本禁煙学会)


   

●鳥取/タクシー全面禁煙 全国44番目「時代の要請」

鳥取県内でもタクシー全面禁煙 11月1日から
【日本海新聞】
http://www.nnn.co.jp/news/101026/20101026008.html
 全国的にタクシーの車内禁煙化の取り組みが広がる中、鳥取県内のタクシー事業者も11月1日から全車両の車内を全面禁煙とすることを決めた。タクシー事業者30社でつくる県ハイヤータクシー協会が決定し、協会に加わっていない残りの3社も連動した。
 同協会によると、2008年4月から乗客に車内での喫煙を自粛してもらう取り組みをしてきたが、その後も県医師会から全面禁煙を求める意見や、乗客から「車内がたばこ臭い」といった苦情が寄せられ、嫌煙志向は強いと判断。運転手を受動喫煙から守るためにも、車内全面禁煙に踏み切った。
 県内のタクシーは全部で計766台。ただ、企業と専属契約を結ぶ一部の車両は例外とする。
 同協会は客席ドアと車内に禁煙ステッカーを張るなどして周知を図る。乗客とのトラブルも予想されるが、同協会の伊藤真之専務理事は「車内禁煙は時代の流れで、中国5県でも鳥取が最後。どうしても吸いたいというお客さんがいるかもしれないが、理解していただくしかない」と話している。

【写真】11月1日から県内すべてが全面禁煙となるタクシー=25
日、JR鳥取駅前


タクシー1日から全面禁煙
全国44番目 県内33社、「時代の要請」
【読売新聞】
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tottori/news/20101025-OYT8T01019.htm
 11月1日から県内を走るほぼすべてのタクシーが禁煙化される。県ハイヤータクシー協会(30社、696台)が企業の専属契約車をのぞいて全面禁煙とするほか、非加盟の3社も同様の措置をとるため。
 同協会は2008年4月から、運転手が車内でたばこを吸わず、乗客にも禁煙を呼びかける「禁煙協力車」を導入していたが、乗客の喫煙を完全には拒めず、他の乗客から「においが残り、服や髪にも移る」といった苦情が絶えなかったという。都道府県協会単位での全面禁煙は44番目。
 実施後は、後部座席やドアに全面禁煙を知らせるステッカーを掲示。乗客がどうしても喫煙を望んだ場合は、一度車を降りて吸ってもらうといい、全ドライバー分約1000個の携帯灰皿を加盟社に配った。伊藤真之・同協会専務理事は「他の公共交通機関でも全面禁煙化が進んでいる。愛煙家にも時代の要請だと理解してほしい」と話している。

【写真】来月からの車内全面禁煙を知らせるポスター(JR鳥取駅前で)
(2010年10月26日 読売新聞)



タグ :鳥取県

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2010年11月04日 Posted bytonton at 20:08 │Comments(0)●交通機関/タクシー

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●鳥取/タクシー全面禁煙 全国44番目「時代の要請」
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