世界で推定毎年20万人の労働者が職場での受動喫煙により命を落としている。受動喫煙に安全なレベルはない。全面禁煙の実施が受動喫煙の被害から人々を守る唯一の効果的な方法だ。(by WHO)

日本も加盟しているWHOの「タバコ規制枠組み条約」では、「2010年2月までにすべての公共の建物内の完全禁煙」をガイドライン(指針)としています。子ども、家族、自分、大切な人がタバコの被害を受けない社会作りが必要だと思います。

                
 動画CMコンテスト受賞作品(NPO法人日本禁煙学会)


   

●北海道/ 帯広市内タクシー全面禁煙へ

帯広市内のタクシー、10月から全面禁煙/北海道
【十勝毎日新聞】
http://www.tokachi.co.jp/news/201009/20100917-0006637.php
 十勝地区ハイヤー協会(27社、北村安正会長)に加盟する帯広市内の10社と帯広個人タクシー協会(72台、松倉盛吉理事長)は10月1日から、タクシー車両を完全禁煙にする。同ハイヤー協会加盟の帯広周辺4町1村の事業所も同時に禁煙化。十勝では全国的な禁煙の動きから3年ほど遅れていたが、乗務員の受動喫煙防止、車内の残臭にクレームがあるなど禁煙化が避けられない状となっていた。10月のたばこ値上げをきっかけに完全禁煙に踏み切る。

全面禁煙を知らせるステッカー
 タクシー車両禁煙は本州で2007年から徐々に広がり、都道府県別では北海道以外が禁煙実施済みか禁煙予定。遅れている道内でも札幌や旭川、函館など主要都市では08?09年にかけて禁煙にした。帯広でも乗務員の車内禁煙、一部車両での禁煙はあったものの、喫煙客の乗車離れの懸念から禁煙には消極的だった。
 一方で、健康増進法を背景に、公共交通機関には禁煙化の努力義務がある。「各社がそろって禁煙化すれば、喫煙客離れの不利益を受けない」(同ハイヤー協会塚本俊二常務)との判断から帯広市内の業者で足並みをそろえることとした。帯広個人タクシー協会は16日に臨時総会を開き禁煙化が了承された。
 全面禁煙の周知のため17日、タクシー車両内にステッカーを張り始めたほか、タクシー乗り場でも順次、告知する。10月1日からは利用者に分かるようタクシー車両の両側面に禁煙マークを着ける。各事業所では乗務員に喫煙しようとする人への対応教育、車内の灰皿撤去、脱臭清掃などの準備をしている。
 禁煙車両は同ハイヤー協会加盟の帯広全10社、芽室、幕別、音更、池田4町の各1社、中札内村1社の計15社。他町村では今回実施を見合わせている。同ハイヤー協会に所属する494台中426台が禁煙、帯広個人タクシー協会の72台全車両を含め計498台が禁煙となる。
 たばこ税が10月に1本当たり3・5円高くなり、増税以上の値上げもある。塚本常務は「値上げに合わせた実施で、よりスムーズに禁煙化できると思う」と話している。釧根地区でも十勝と同時に禁煙化する。



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2010年09月19日 Posted bytonton at 09:22 │Comments(0)●交通機関/タクシー

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