世界で推定毎年20万人の労働者が職場での受動喫煙により命を落としている。受動喫煙に安全なレベルはない。全面禁煙の実施が受動喫煙の被害から人々を守る唯一の効果的な方法だ。(by WHO)

日本も加盟しているWHOの「タバコ規制枠組み条約」では、「2010年2月までにすべての公共の建物内の完全禁煙」をガイドライン(指針)としています。子ども、家族、自分、大切な人がタバコの被害を受けない社会作りが必要だと思います。

                
 動画CMコンテスト受賞作品(NPO法人日本禁煙学会)


   

無煙たばこ、対応揺れる公共スペース

無煙たばこ、煙害無縁? 対応揺れる公共スペース
【YAHOO!ニュース】7月2日14時22分配信 河北新報
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100702-00000013-khk-l04
 日本たばこ産業(JT)が5月中旬から東京都内限定で販売している煙が出ないたばこをめぐり、仙台市内の飲食店や公共スペースが揺れている。仙台でも発売されるかどうかは未定だが、東京からのビジネス客らが持ち込むことは十分予想される。公道での歩行禁煙を推進する仙台市や禁煙としている飲食店は、未知のたばこに対応が分かれそうだ。
 無煙たばこ「ゼロスタイル・ミント」はメンソールタイプのかぎたばこの一種。たばこの葉が詰まったカートリッジをパイプに入れて吸い、たばこの味と香りを楽しむ。呼気には、たばこ臭さがほとんど残らない。
 見た目は禁煙用パイプに似ているが、法的には「たばこ」。外箱にも一般的な紙巻きたばこと同様、「がんや心筋梗塞(こうそく)、脳卒中の危険性を高める」と注意書きがある。
 JTによると、売れ行きは好調で、発売後約2週間で65万パック(1パックは本体1本とカートリッジ2本、300円)の売り上げを記録した。
 今のところ、飲食店では「無煙であっても、たばこはたばこ。遠慮してもらう」という店舗が多いようだ。
 平日は分煙、土日の昼食時は全面禁煙としている青葉区のイタリア料理店「Di VERDE」は「喫煙席に座っていただく。非喫煙のお客さんから見れば、無煙でもたばこを吸う行為が気になるだろう」と説明する。
 全面禁煙の青葉区の喫茶店は「たばこを禁止している以上、入店は当然お断りする」ときっぱり言う。
 これに対し、交通機関の対応はさまざま。新幹線車内や駅構内などが禁煙のJR東日本は「明確に禁止してはいない」と黙認の構え。航空会社は日本航空が容認、全日空が禁止と分かれる。昨年8月から加盟事業者の車内を全面禁煙とした宮城県タクシー協会は「どうするかは決めていない」という。
 「子どもにやけどさせる危険がある」として、市中心部の路上を「歩行禁煙モデルストリート」に設定している仙台市は困惑気味。市民生活課は「火を使わないので危険性はないようにも思えるが、実物がどんな物か分からない。今後、検討する」と話している。


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2010年07月04日 Posted bytonton at 20:11 │Comments(0)無煙タバコ・電子タバコ

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