世界で推定毎年20万人の労働者が職場での受動喫煙により命を落としている。受動喫煙に安全なレベルはない。全面禁煙の実施が受動喫煙の被害から人々を守る唯一の効果的な方法だ。(by WHO)

日本も加盟しているWHOの「タバコ規制枠組み条約」では、「2010年2月までにすべての公共の建物内の完全禁煙」をガイドライン(指針)としています。子ども、家族、自分、大切な人がタバコの被害を受けない社会作りが必要だと思います。

                
 動画CMコンテスト受賞作品(NPO法人日本禁煙学会)


   

青森/7月からタクシー全面禁煙

7月からタクシー全面禁煙/青森
【陸奥新報】
http://www.mutusinpou.co.jp/news/2010/06/11834.html
 禁煙・分煙の機運高まる中、県タクシー協会(下山南平会長)は7月1日から、タクシーを全面禁煙とすることを決めた。禁煙化は全国的な流れだが、本県では12月4日の東北新幹線全線開業を控え、クリーンなイメージをアピールして誘客につなげたいという考えもあり、加盟各社が周知に努めている。
 禁煙化は県協会加盟の法人121社と個人を合わせた3100台余りで実施。国土交通省青森運輸支局によると、県内で営業するタクシーは3245台(2009年度末現在)で、今回全面禁煙となるタクシーは全体の約96%に相当する。
 県協会によると、全面禁煙は昨年の総会で今年8月5日スタートと決めていたが、青森ねぶた祭など県内各地の夏祭り時期と重なるため、開始時期を前倒しした方が円滑に移行できると判断した。
 全国乗用自動車連合会(通称・全国ハイヤー・タクシー連合会)によると、現在全面禁煙となっているのは39都府県。7月1日には本県と大阪府、8月5日に岩手県がスタートする予定という。
 全国的な流れを受け、県協会でも禁煙化を大きな課題と位置付け、3年ほど前から検討を進めてきた。下山会長は「禁煙は既に常識。新幹線開業に間に合わせたかった」として、利用客の理解と周知に努める考え。
 弘前市内のタクシー会社は「禁煙の場所が増えている中、車内でも一服できないのはつらいという声も聞く。ただこれも時代の流れ。
全県での取り組みだと説明すれば分かってもらえるのではないか」と話す。
 利用者らもおおむね理解している様子で、弘前市の会社員女性(23)は「お酒を飲んだ日の帰りは吸いたくなるが、タクシーの車内以外で吸える場所はあるので我慢できる。禁煙はいいと思う」とし、出張中だという仙台市の会社員男性(46)も「仙台では数年前から禁煙で、青森のタクシーでたばこを吸えるのはうれしかった。禁煙でも別に問題ない」と話した。喫煙者の中にも「車内では
めったに吸わない」という声が複数上がり「個人的にはたばこのにおいは気にならないが、タクシーは観光客も利用するので不快な思いをされるよりいいのでは」という声もあった。



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2010年06月13日 Posted bytonton at 08:03 │Comments(0)●交通機関/タクシー

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