世界で推定毎年20万人の労働者が職場での受動喫煙により命を落としている。受動喫煙に安全なレベルはない。全面禁煙の実施が受動喫煙の被害から人々を守る唯一の効果的な方法だ。(by WHO)

日本も加盟しているWHOの「タバコ規制枠組み条約」では、「2010年2月までにすべての公共の建物内の完全禁煙」をガイドライン(指針)としています。子ども、家族、自分、大切な人がタバコの被害を受けない社会作りが必要だと思います。

                
 動画CMコンテスト受賞作品(NPO法人日本禁煙学会)


   

青森/タクシー禁煙やっと 来年8月までに

タクシー禁煙やっと 来年8月までに/青森
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aomori/news/20090822-OYT8T00059.htm
 県タクシー協会(下山南平会長)は来年8月までに、協会に加盟するタクシー会社の車両を全面禁煙にする。協会には県内の9割以上のタクシー会社が加盟し、このため県内の大半のタクシー内で喫煙できなくなる。全車禁煙はすでに36都府県で導入され、タクシーの禁煙化は全国的な流れ。「対応が遅すぎた」との声もあがる。(野口晴人)
 県タクシー協会は昨年夏頃、禁煙車を希望する利用客が増加したのに伴い、禁煙化に向けた協議を始めた。「禁煙場所が増える中、タクシーまで禁止すると喫煙者がかわいそうだ」との声も根強かった。県内の喫煙率が全国平均より高めであることも禁煙化の導入を遅らせた。
 しかし、全国乗用自動車連合会によると、都道府県単位の協会で全車禁煙を導入済みなのは8月5日現在、36都府県。東北6県でも秋田、山形、福島、宮城がすでに導入し、岩手でも一部地域で実施している。
 県内は、来年12月の東北新幹線・新青森駅開業で県外からの観光客の増加も見込まれる。協会内の協議でも、「禁煙車に慣れている県外客から、『たばこ臭い』と言われる」などと、禁煙化に賛同する意見が増加。今年5月の総会では、全車禁煙が全会一致で決まった。
 同協会加盟の法人・個人のタクシーの台数は約3000台。順次、禁煙化を進め、来年8月5日の「タクシーの日」までに全車に導入を済ませる。同協会は、禁煙化に伴って愛煙家らとトラブルになることも想定し、すでに乗務員接客マニュアルを加盟社に配布するなど対策を練っている。
 成長タクシー(青森市)は移行準備として、今年4月から乗務員の車内での喫煙を禁止する「準禁煙車」を実施。また、数年前から4台を禁煙車としている珍田タクシー(同)は、さらに乗務員の意識を高めるため、7月末から社内のたばこ自動販売機を撤去した。珍田裕之
社長は「全車禁煙は全国的にはむしろ遅すぎる導入。来年に向け社内教育をしっかりしていきたい」と話している。

【写真】青森市内ではまだ珍しい禁煙のタクシー
(2009年8月22日  読売新聞)



同じカテゴリー(●交通機関/タクシー)の記事
 ◎全国最後の喫煙タクシー、7月から禁煙に 北海道 (2011-06-10 19:49)
 ●北海道・後志地区のタクシーが全車禁煙に (2011-06-02 15:15)
 ●北海道 禁煙タクシー 乗り遅れる千歳 (2011-05-28 19:10)
 ●長崎県/ タクシー禁煙県内全域に (2011-02-10 21:18)
 ●九州全域タクシー禁煙 最後の五島市 (2011-02-03 14:57)
 ●和歌山/ 全国最後の全面禁煙 県内のタクシー (2011-01-12 19:58)

2009年08月23日 Posted bytonton at 08:46 │Comments(0)●交通機関/タクシー

※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
青森/タクシー禁煙やっと 来年8月までに
    コメント(0)