世界で推定毎年20万人の労働者が職場での受動喫煙により命を落としている。受動喫煙に安全なレベルはない。全面禁煙の実施が受動喫煙の被害から人々を守る唯一の効果的な方法だ。(by WHO)

日本も加盟しているWHOの「タバコ規制枠組み条約」では、「2010年2月までにすべての公共の建物内の完全禁煙」をガイドライン(指針)としています。子ども、家族、自分、大切な人がタバコの被害を受けない社会作りが必要だと思います。

                
 動画CMコンテスト受賞作品(NPO法人日本禁煙学会)


   

<トルコ>公共区域が全面禁煙に 

<トルコ>公共区域が全面禁煙に 「嫌煙家」首相が推進
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090718-00000029-mai-int
 【エルサレム前田英司】総人口の約3割がたばこを吸う「喫煙大国」のトルコで、カフェやレストラン、バーを含む屋内の公共区域が19日から全面禁煙になる。「嫌煙家」で知られるエルドアン首相が猛烈に推進したもので、健康志向の高まりから国民にも好評のようだ。ただ、禁煙に違反した場合の罰金は低額設定で、「単に首相個人のたばこ嫌いが動機だったのでは」との憶測も出ている。
 トルコでは昨年から既に職場やショッピングセンターなどは禁煙になっており、今回、屋内の飲食店にも拡大される。トルコ紙によると、保健省は19日から職員約4000人を投入して監督するほか、主要各市にホットラインを開設して市民からの「違法店」通報を受け付け、実施の徹底を図る。
 トルコの喫煙人口は約2200万人(総人口は約7500万人)。欧州では「トルコ人のようにたばこを吸う」という表現があるほど、トルコの喫煙文化は有名だ。エルドアン首相は07年以来、禁煙の実現を掲げて「(禁煙対策は)テロとの戦いと同じぐらい重要だ」とまで強調していた。
 ちなみに、禁煙違反の罰金は69リラ(約4300円)。今月1日から一足先に屋内禁煙に踏み切った隣国ギリシャの罰金は500ユーロ(約6万6000円)という。


「嫌煙家」「愛煙家」という表現は、すでに適切でないように思います。タバコは吸う人にも、吸わない人にも有害な影響を及ぼします。そのようなタバコに対して「受動喫煙防止」を主張することは、タバコの煙が好き嫌いの問題ではないと思います。



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2009年07月20日 Posted bytonton at 14:27 │Comments(0)トルコ

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