日本も加盟しているWHOの「タバコ規制枠組み条約」では、「2010年2月までにすべての公共の建物内の完全禁煙」をガイドライン(指針)としています。子ども、家族、自分、大切な人がタバコの被害を受けない社会作りが必要だと思います。
動画CMコンテスト受賞作品(NPO法人日本禁煙学会)
◎全国初、神奈川県の海水浴場、禁煙に
全国初、県内の海水浴場を原則禁煙に/神奈川県 条例化を検討へ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090603-00000011-kana-l14
松沢成文知事は3日の会見で、県内に約30カ所ある海水浴場を禁煙にするため、2010年夏に向け、県内一律での規制を検討することを明らかにした。海水浴場の設置許可などを定めた「県水浴場等に関する条例」改正などにより、喫煙所を除く砂浜での原則禁煙などを目指す。海水浴場の禁煙を定めた市町は数例あるが、都道府県単位では全国初の試み。
松沢知事は、海水浴場の禁煙化が必要な理由として、環境美化、安全面、受動喫煙防止―の3点を挙げ、「ハワイや豪州ゴールドコーストなど世界の有名海岸はほとんどが禁煙。国際基準に合わせて湘南海岸などのイメージアップにつなげたい」と強調した。
県のたばこ対策では、県議会での攻防の末、3月に「公共的施設受動喫煙防止条例」が制定されたばかりだが、知事は「次の目標として、県内の海岸を国際基準を満たす世界に誇れるものにしたい」と言明。「実効性を確保するために罰則を含めて議論する」と、受動喫煙防止条例に続く罰則付きでの条例化に意欲を示した。
県によると、静岡県熱海市や和歌山県白浜町が海水浴場での禁煙を条例で定めている。海外では米国、豪州、香港などの多くの海岸で、罰則付きの喫煙規制が実施されているという。
県内の海水浴場では湘南や三浦海岸を中心に、昨夏だけで約460万人の人出があったが、喫煙を規制している海水浴場はない。知事は「利用者のマナーに委ねられる部分が大きく、砂浜での歩きたばこや吸い殻のポイ捨ては多い」と、モラル頼みでは限界があることを指摘する。知事自身が、海水浴場がある県内14市町の首長に確認したところ、いずれも条例化に賛同する姿勢を示したという。
7月中には県と14市町による検討会を設置。今夏に各海水浴場で実態調査を行った上で、既存条例を改正するか、新条例を制定するかなどの規制手法の協議に着手する。来夏の海開きに間に合うよう、県議会の12月定例会での議案提出を目指すという。
海水浴場業者らは「歓迎」「効果疑問」/神奈川
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090603-00000037-kana-l14
海水浴シーズン、300万人以上の人が訪れる藤沢市の片瀬海岸西浜海水浴場。同海水浴場を開設する江の島海水浴場協同組合では、砂浜に喫煙所を2カ所設けている。ただ、たばこの影響は少なくない。
東京都の民間団体が昨年秋に同海水浴場のごみを調査したところ、たばこの吸い殻・フィルターが最多の約3割。「若者の歩きたばこはあるし、組合でも砂浜を清掃しているが、たばこの吸い殻が多くて大変。そういう点では意義があるかもしれない」。今回の条例案について、組合関係者はそう評価する。
とはいえ、客商売と罰則も含めた規制の両立の難しさも認める。「サービス業という側面がある。風が通る『海の家』で禁煙にすべきか、分煙にするのかといった課題も出てくるのでは」。今後、組合としての考えをまとめるという。
また、三浦市や、地元事業者らで構成する「三浦海岸海水浴場運営委員会」のある幹部は「最近はマナーも向上し、携帯用の灰皿を持参している人も多い。(喫煙所を)費用をかけてまでつくる必要があるとは思えないが…」と語る。
一方、「ようやく国際基準に追い付いてきた」とする歓迎の声も。日本ライフセービング協会神奈川県支部に所属する男性は「子供にとって安全だし、国際的なリゾートを目指すのなら当然だ。海外では禁酒にしているところもある。モラルは以前よりも良くなっているが、そういったルールをつくろうという環境が醸成してきたのではないか」と話している。
「環境美化」「監視社会化」、ビーチ禁煙に賛否/神奈川
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090603-00000036-kana-l14
松沢成文知事が3日に打ち出した県内海水浴場の原則禁煙。規制の根拠となる条例案を審議する県議会からは「環境美化などの視点もあり十分議論に値する」との評価の一方、「屋内規制の条例をつくったばかり。監視社会化みたいで嫌だ」との批判が上がった。また、県内海水浴場関係者らからも賛否の意見が出た。 県議会ではこの3月、屋内での喫煙を規制する受動喫煙防止条例が成立した。同条例の修正協議を主導した自民党の村上健司県議は「同条例の審議では、県は屋内、市町村は屋外のことをやると、県は役割
分担を盛んに主張していた」などとし、「思いつきのきらいが強い」と指摘した。
村上氏らと修正案を作成した公明党の益田駿県議は「条例は県でいう法律で人々の生活を縛るのに、知事は条例を簡単に考えすぎている」とピシャリ。「頭で考えることと現実は違う。言葉だけを聞くのではなく、どこかの地域で実験してから条例で規制すべきか考えるべきだ」と提唱した。
条例案の具体的な審議の場となるのは厚生常任委員会。2年連続で同委の委員を務める民主党の福田紀彦県議は「同じたばこの問題でも受動喫煙防止条例と異なり、環境美化、観光、砂浜の安全性の視点があり、十分議論に値すると思う」と評価。「前向きな提案と受け止めるが、大いに議論をしたい」と語った。
一方、同じく厚生常任委に所属する市民の党の木内博県議は「屋内での喫煙を規制する条例をつくったばかり。条例制定や改正自体が目的のような気がする」と首をひねる。その上で、「喫煙場所を指定するのはいいが、罰則ではなく、みんなの参加意識を高める方がいい。監視社会化みたいなものは、すごく嫌だ」と述べた。
私は、松沢県知事の考えを完全に支持します。「知事は条例を簡単に考えすぎ・・」「どこかの地域で実験してから条例化すべき・・」など意見があるようですが、私からすると、知事は条例をとても重さを知るからこそ、受動喫煙対策に役立てようと考えたのではないのでしょうか。決して、簡単に考えているとは思えません。喫煙の被害を知れば、それを誰もが理解できることではないでしょうか。海水浴場禁煙は、すでに 静岡県内の熱海市、和歌山の白浜町で行われていることです。喫煙による被害を考えれば、これまで、どこでも自由に喫煙できたことのほうが間違っていたのだと思えます。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090603-00000011-kana-l14
松沢成文知事は3日の会見で、県内に約30カ所ある海水浴場を禁煙にするため、2010年夏に向け、県内一律での規制を検討することを明らかにした。海水浴場の設置許可などを定めた「県水浴場等に関する条例」改正などにより、喫煙所を除く砂浜での原則禁煙などを目指す。海水浴場の禁煙を定めた市町は数例あるが、都道府県単位では全国初の試み。
松沢知事は、海水浴場の禁煙化が必要な理由として、環境美化、安全面、受動喫煙防止―の3点を挙げ、「ハワイや豪州ゴールドコーストなど世界の有名海岸はほとんどが禁煙。国際基準に合わせて湘南海岸などのイメージアップにつなげたい」と強調した。
県のたばこ対策では、県議会での攻防の末、3月に「公共的施設受動喫煙防止条例」が制定されたばかりだが、知事は「次の目標として、県内の海岸を国際基準を満たす世界に誇れるものにしたい」と言明。「実効性を確保するために罰則を含めて議論する」と、受動喫煙防止条例に続く罰則付きでの条例化に意欲を示した。
県によると、静岡県熱海市や和歌山県白浜町が海水浴場での禁煙を条例で定めている。海外では米国、豪州、香港などの多くの海岸で、罰則付きの喫煙規制が実施されているという。
県内の海水浴場では湘南や三浦海岸を中心に、昨夏だけで約460万人の人出があったが、喫煙を規制している海水浴場はない。知事は「利用者のマナーに委ねられる部分が大きく、砂浜での歩きたばこや吸い殻のポイ捨ては多い」と、モラル頼みでは限界があることを指摘する。知事自身が、海水浴場がある県内14市町の首長に確認したところ、いずれも条例化に賛同する姿勢を示したという。
7月中には県と14市町による検討会を設置。今夏に各海水浴場で実態調査を行った上で、既存条例を改正するか、新条例を制定するかなどの規制手法の協議に着手する。来夏の海開きに間に合うよう、県議会の12月定例会での議案提出を目指すという。
海水浴場業者らは「歓迎」「効果疑問」/神奈川
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090603-00000037-kana-l14
海水浴シーズン、300万人以上の人が訪れる藤沢市の片瀬海岸西浜海水浴場。同海水浴場を開設する江の島海水浴場協同組合では、砂浜に喫煙所を2カ所設けている。ただ、たばこの影響は少なくない。
東京都の民間団体が昨年秋に同海水浴場のごみを調査したところ、たばこの吸い殻・フィルターが最多の約3割。「若者の歩きたばこはあるし、組合でも砂浜を清掃しているが、たばこの吸い殻が多くて大変。そういう点では意義があるかもしれない」。今回の条例案について、組合関係者はそう評価する。
とはいえ、客商売と罰則も含めた規制の両立の難しさも認める。「サービス業という側面がある。風が通る『海の家』で禁煙にすべきか、分煙にするのかといった課題も出てくるのでは」。今後、組合としての考えをまとめるという。
また、三浦市や、地元事業者らで構成する「三浦海岸海水浴場運営委員会」のある幹部は「最近はマナーも向上し、携帯用の灰皿を持参している人も多い。(喫煙所を)費用をかけてまでつくる必要があるとは思えないが…」と語る。
一方、「ようやく国際基準に追い付いてきた」とする歓迎の声も。日本ライフセービング協会神奈川県支部に所属する男性は「子供にとって安全だし、国際的なリゾートを目指すのなら当然だ。海外では禁酒にしているところもある。モラルは以前よりも良くなっているが、そういったルールをつくろうという環境が醸成してきたのではないか」と話している。
「環境美化」「監視社会化」、ビーチ禁煙に賛否/神奈川
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090603-00000036-kana-l14
松沢成文知事が3日に打ち出した県内海水浴場の原則禁煙。規制の根拠となる条例案を審議する県議会からは「環境美化などの視点もあり十分議論に値する」との評価の一方、「屋内規制の条例をつくったばかり。監視社会化みたいで嫌だ」との批判が上がった。また、県内海水浴場関係者らからも賛否の意見が出た。 県議会ではこの3月、屋内での喫煙を規制する受動喫煙防止条例が成立した。同条例の修正協議を主導した自民党の村上健司県議は「同条例の審議では、県は屋内、市町村は屋外のことをやると、県は役割
分担を盛んに主張していた」などとし、「思いつきのきらいが強い」と指摘した。
村上氏らと修正案を作成した公明党の益田駿県議は「条例は県でいう法律で人々の生活を縛るのに、知事は条例を簡単に考えすぎている」とピシャリ。「頭で考えることと現実は違う。言葉だけを聞くのではなく、どこかの地域で実験してから条例で規制すべきか考えるべきだ」と提唱した。
条例案の具体的な審議の場となるのは厚生常任委員会。2年連続で同委の委員を務める民主党の福田紀彦県議は「同じたばこの問題でも受動喫煙防止条例と異なり、環境美化、観光、砂浜の安全性の視点があり、十分議論に値すると思う」と評価。「前向きな提案と受け止めるが、大いに議論をしたい」と語った。
一方、同じく厚生常任委に所属する市民の党の木内博県議は「屋内での喫煙を規制する条例をつくったばかり。条例制定や改正自体が目的のような気がする」と首をひねる。その上で、「喫煙場所を指定するのはいいが、罰則ではなく、みんなの参加意識を高める方がいい。監視社会化みたいなものは、すごく嫌だ」と述べた。
私は、松沢県知事の考えを完全に支持します。「知事は条例を簡単に考えすぎ・・」「どこかの地域で実験してから条例化すべき・・」など意見があるようですが、私からすると、知事は条例をとても重さを知るからこそ、受動喫煙対策に役立てようと考えたのではないのでしょうか。決して、簡単に考えているとは思えません。喫煙の被害を知れば、それを誰もが理解できることではないでしょうか。海水浴場禁煙は、すでに 静岡県内の熱海市、和歌山の白浜町で行われていることです。喫煙による被害を考えれば、これまで、どこでも自由に喫煙できたことのほうが間違っていたのだと思えます。
タグ :海水浴場
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2009年06月04日 Posted bytonton at 20:58 │Comments(0) │海水浴場
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