世界で推定毎年20万人の労働者が職場での受動喫煙により命を落としている。受動喫煙に安全なレベルはない。全面禁煙の実施が受動喫煙の被害から人々を守る唯一の効果的な方法だ。(by WHO)

日本も加盟しているWHOの「タバコ規制枠組み条約」では、「2010年2月までにすべての公共の建物内の完全禁煙」をガイドライン(指針)としています。子ども、家族、自分、大切な人がタバコの被害を受けない社会作りが必要だと思います。

                
 動画CMコンテスト受賞作品(NPO法人日本禁煙学会)


   

タクシー4月から全面禁煙 県内一斉に/熊本

タクシー、4月から全面禁煙 県内一斉に/熊本
http://kumanichi.com/news/local/main/20090327004.shtml
 県内で営業するすべてのタクシーが四月一日から、一斉に車内禁煙となる。受動喫煙防止を定めた健康増進法や、たばこ臭を嫌うお客の要望を受けた全国的な流れだが、県タクシー協会(法人百九十四社・個人四団体)は、夜間の酔客とのトラブルに気をもんでいる。
 全国ハイヤー・タクシー連合会によると、全車禁煙を実施しているのは三月一日現在、三十二都府県。九州では福岡、佐賀、大分、鹿児島、沖縄が導入している。
 昨年十月に全面禁煙導入を決定した県タクシー協会は、車内に協力を呼び掛けるステッカーを張ったり、JR各駅や熊本空港、熊本交通センターなどにポスターを掲示して周知に努めてきた。四月一日からは車内の灰皿を撤去するとともに、運転手が丁寧に説明して理解を求めるよう指導している。長距離利用の場合は、運転手が携行する携帯用灰皿を渡して、停車の上、車外で吸ってもらう。
 昼間のお客にはおおむね理解が得られるとみているが、悩みの種は夜間の酔客とのトラブル。これまでも、禁煙タクシーの乗客が「たばこが吸えないなら、ほかのタクシーにする」と降りるケースがあったが、今回はほかのタクシーも禁煙。酔った勢いで「一本だけならいいだろう」とごり押しする恐れも。東京では、禁煙に腹を立てた乗客が、運転手を殴り現行犯逮捕される暴行事件も発生した。
 愛煙家にとっては一段と肩身が狭くなるが、同協会は「シートベルトの全席着用と併せ、車内環境の向上のため理解してほしい」と話し
ている。(横山千尋)
【写真】4月1日からタクシー車内禁煙への協力を呼び掛けるステッカー



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2009年03月30日 Posted bytonton at 14:41 │Comments(2)●交通機関/タクシー

この記事へのコメント
こんにちわ。

タバコを吸わない人は、
タバコの匂いがすぐわかるから、
タクシーに乗っても匂いがないほうがいいですね。

酔った勢いで吸っちゃう人が出なければいいですね。
喫煙者の人も「全面禁煙だから仕方ない」
と思ってくれれば・・・
Posted by 小雪 at 2009年03月31日 09:38
小雪さんへ
コメントありがとうございます。
喫煙者の方は「なぜタクシーが全面禁煙なのか?」という理由を
知っているのか・・疑問です。
タバコの臭いが嫌い、迷惑・・だから、タバコを我慢しなければならない・・という理由では、説明不足ではないかなと思います。
受動喫煙は単なる迷惑行為ではなく、大袈裟のようですが傷害行為であること。タクシー運転手の肺がん死亡率の高さは見過ごすことの出来ないものですよね・・。
そのような実情を知っても、それでも「吸いたい」という衝動がおさえら
れないのは、ニコチン依存の怖いところなんですよね・・。

小雪さん、禁煙に成功されて、タバコに束縛されない自由な生活を
手に入れてくださいね!
Posted by tontontonton at 2009年04月01日 19:40
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