世界で推定毎年20万人の労働者が職場での受動喫煙により命を落としている。受動喫煙に安全なレベルはない。全面禁煙の実施が受動喫煙の被害から人々を守る唯一の効果的な方法だ。(by WHO)

日本も加盟しているWHOの「タバコ規制枠組み条約」では、「2010年2月までにすべての公共の建物内の完全禁煙」をガイドライン(指針)としています。子ども、家族、自分、大切な人がタバコの被害を受けない社会作りが必要だと思います。

                
 動画CMコンテスト受賞作品(NPO法人日本禁煙学会)


   

完全まであと一歩 名古屋のタクシー“全面禁煙化”

完全まであと一歩 名古屋のタクシー“全面禁煙化”
 大都市圏で初めて全面禁煙化した名古屋地区のタクシーの禁煙化率は95%で、完全禁煙という看板通りには「あと一歩」という実態が、名古屋タクシー協会(名古屋市昭和区)の最新の調査で分かった。タクシー会社などではステッカーを車にはるなど、利用客に協力を呼び掛けているが、「不景気の今、乗ってくれる客に強く言えない」といった本音も。同協会は13日に開く理事会で、現状を報告し、各事業者に徹底を求めていく方針だ。
 名古屋市とその近郊で営業する名古屋交通圏で、全面禁煙が導入されたのは2007年5月。管轄内で営業する法人、個人タクシー7
000台が対象で、車窓や車内に禁煙マークを張り、運転手はもとより、乗客の愛煙家に協力を求めてきた。
 昨年10-12月、一般から募集した30人のモニターがそれぞれ月15回乗車し、計1351回の乗車で車内のたばこ臭があるかどうかを点検したところ、4・9%の車両で報告された。全面禁煙化直後の07年に同じ3カ月間でした調査では結果は6%。今回は、1・1ポイントの改善だが、全面禁煙の100%までは届かない。
 完全禁煙化は個人のマナー順守が大きいが、客待ちの運転手が車内で喫煙したり、乗客にせがまれて吸わせるケースもあった。運転手からは「乗ってくれるお客さんが言えば、仕方がない」との声も。同協会は「禁煙率が95%はかなりの数字。今後もマナーを訴えていく」と話す。
 タクシーの全面禁煙化は昨年1月から東京でも実施されている。

【写真】禁煙ステッカーが張られ、JR名古屋駅前付近に並ぶタクシー=9日午前
(中日新聞)



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2009年02月11日 Posted bytonton at 08:32 │Comments(0)●交通機関/タクシー

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