日本も加盟しているWHOの「タバコ規制枠組み条約」では、「2010年2月までにすべての公共の建物内の完全禁煙」をガイドライン(指針)としています。子ども、家族、自分、大切な人がタバコの被害を受けない社会作りが必要だと思います。
動画CMコンテスト受賞作品(NPO法人日本禁煙学会)
●喫煙による心臓病リスクは男性より女性で高い―米研究
喫煙による心臓病リスクは男性より女性で高い―米研究
【あなたの健康百科】
http://kenko100.jp/news/2011/11/01/01
喫煙は、狭心症や心筋梗塞など冠動脈性心疾患になる危険性を高めるが、米ミネソタ大学のRachel R. Huxley氏らは、その影響は男性より女性の方が大きいとの研究結果を、英医学誌「Lancet」の10
月号(2011; 378: 1297-1305)に報告した。
女性で1.25倍
一部の国で女性の喫煙率が高まっている。喫煙は冠動脈性心疾患の危険因子の1つだが、喫煙による冠動脈性心疾患のリスクに男女差があるかどうかは明らかにされていない。Huxley氏らは、996~10
年に報告された喫煙と冠動脈性心疾患に関する研究のメタ解析※を行い、非喫煙者と現喫煙者の比較から、男性に対する女性のリスクを算出した。
解析対象は、391万2,809人(うち冠動脈性心疾患による事故発生6万7,075人)を含む86研究。そのうち、喫煙以外の主な危険因子を調整した75研究(約240万人)では、男性に対する女性のリスクは1.25倍だった。追跡期間が1年長くなるごとに、このリスクは2%上昇した。
一方、53研究のデータでは、非喫煙者と過去の喫煙者の冠動脈性心疾患リスクに、統計学的な有意差は認められなかった。
(編集部)
※メタ解析……過去に行われた複数の研究結果を合わせて解析し、より信頼性の高い結果を導く分析方法。メタアナリシス。
【あなたの健康百科】
http://kenko100.jp/news/2011/11/01/01
喫煙は、狭心症や心筋梗塞など冠動脈性心疾患になる危険性を高めるが、米ミネソタ大学のRachel R. Huxley氏らは、その影響は男性より女性の方が大きいとの研究結果を、英医学誌「Lancet」の10
月号(2011; 378: 1297-1305)に報告した。
女性で1.25倍
一部の国で女性の喫煙率が高まっている。喫煙は冠動脈性心疾患の危険因子の1つだが、喫煙による冠動脈性心疾患のリスクに男女差があるかどうかは明らかにされていない。Huxley氏らは、996~10
年に報告された喫煙と冠動脈性心疾患に関する研究のメタ解析※を行い、非喫煙者と現喫煙者の比較から、男性に対する女性のリスクを算出した。
解析対象は、391万2,809人(うち冠動脈性心疾患による事故発生6万7,075人)を含む86研究。そのうち、喫煙以外の主な危険因子を調整した75研究(約240万人)では、男性に対する女性のリスクは1.25倍だった。追跡期間が1年長くなるごとに、このリスクは2%上昇した。
一方、53研究のデータでは、非喫煙者と過去の喫煙者の冠動脈性心疾患リスクに、統計学的な有意差は認められなかった。
(編集部)
※メタ解析……過去に行われた複数の研究結果を合わせて解析し、より信頼性の高い結果を導く分析方法。メタアナリシス。
●タバコは男性の認知力低下と関連、英研究
●カラオケ屋にこびり付いている煙草の臭いは体に悪いですか?
●喫煙が原因の結核による死亡 4,000万人増加の可能性
●喫煙の心臓病リスク、男性より女性で25%高い―米研究
●意外なうつの原因-喫煙
●高い喫煙による男女の膀胱がんリスク
●カラオケ屋にこびり付いている煙草の臭いは体に悪いですか?
●喫煙が原因の結核による死亡 4,000万人増加の可能性
●喫煙の心臓病リスク、男性より女性で25%高い―米研究
●意外なうつの原因-喫煙
●高い喫煙による男女の膀胱がんリスク
2011年11月02日 Posted bytonton at 17:17 │Comments(0) │●データ・知識1
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。