世界で推定毎年20万人の労働者が職場での受動喫煙により命を落としている。受動喫煙に安全なレベルはない。全面禁煙の実施が受動喫煙の被害から人々を守る唯一の効果的な方法だ。(by WHO)

日本も加盟しているWHOの「タバコ規制枠組み条約」では、「2010年2月までにすべての公共の建物内の完全禁煙」をガイドライン(指針)としています。子ども、家族、自分、大切な人がタバコの被害を受けない社会作りが必要だと思います。

                
 動画CMコンテスト受賞作品(NPO法人日本禁煙学会)


   

●禁煙アパート 入居者は非喫煙誓約【栃木】

禁煙アパート 入居者は非喫煙誓約【栃木】
【毎日新聞社】
http://mainichi.jp/select/wadai/horidashi/news/20101217mog00m040019000c.html
 室内だけでなくベランダや駐車場なども全面禁煙とし、入居者も非喫煙者に限定した“全面禁煙アパート”が近く小山市に完成する。オーナーは「禁煙運動」に長年取り組んできた同市羽川(はねかわ)の農業、板子文夫さん(69)と妻まさ子さん(61)。建設を請け負う大和ハウス工業小山支店によると、敷地内全面禁煙を入居条件にしたアパートは全国的にも珍しいという。
 建物は鉄骨2階建てで、2LDKの部屋が各階5戸の計10戸。入居者には喫煙しない誓約書に署名してもらい、喫煙が発覚した場合は退居を求めることもある。外塀には「ここにお住まいの皆様は、特に健康や環境に大変理解のある方々です。当敷地内は屋外でも全面禁煙です」などと書いた看板(縦80センチ、横1メートル50センチ)も掲示。家賃は月6万4000~6万8000円で、既に8戸の入居者が決まったという。20日に完成予定だ。
 元JR東日本社員の板子さんは急性気管支炎の持病があり、JR小山駅で勤務していたころ同僚の喫煙に悩んでいた。職場の喫煙規制を求めて社長に“直訴”までしたが、解決できなかった。
 意を決して92年、会社を相手取り、職場の禁煙と慰謝料を求めて東京地裁に提訴。後に和解し「小山駅の全執務室を全日禁煙にする」などが条項に盛り込まれ、大きな成果を得た。小山市などを相手取り裁判を起こしたこともある。
 今回のアパート建設は、板子さんが取り組んできた「禁煙運動」の集大成といえる。板子さん夫婦は「アパートを経営的に成り立たせるとともに、全面禁煙をアピールすることによって、同様のアパートが全国に広がればうれしい」と話している。【山下俊輔】


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2010年12月18日 Posted bytonton at 14:02 │Comments(0)その他(寺院など)

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