世界で推定毎年20万人の労働者が職場での受動喫煙により命を落としている。受動喫煙に安全なレベルはない。全面禁煙の実施が受動喫煙の被害から人々を守る唯一の効果的な方法だ。(by WHO)

日本も加盟しているWHOの「タバコ規制枠組み条約」では、「2010年2月までにすべての公共の建物内の完全禁煙」をガイドライン(指針)としています。子ども、家族、自分、大切な人がタバコの被害を受けない社会作りが必要だと思います。

                
 動画CMコンテスト受賞作品(NPO法人日本禁煙学会)


   

●全面禁煙アパート /栃木県小山市

【栃木】「たばこはご法度です」 小山市に「全面禁煙アパート」
【東京新聞】
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tochigi/20101209/CK2010120902000076.html
 敷地内すべて、たばこはご法度です-。入居を非喫煙者に限定する賃貸アパートが二十日、小山市羽川にお目見えする。全面禁煙の集合住宅は全国的にも珍しく、オーナーの農業、板子文夫さん(69)は「受動喫煙のトラブルに悩む人は多い。安心して暮らせる住まいを提供できれば」と訴える。 (小倉貞俊)
 「マンションの隣人らがベランダで吸うたばこの煙で何十年も苦しんできた。穏やかに余生を過ごせるなんて夢のよう」。夫(75)と二人でこのアパートへ転居する千葉県流山市の女性(74)は喜びをにじませた。
 二階建てのアパートの名前は「ヘルシーホーム」。共用の階段や廊下はなく、一階に各戸の玄関を設けた「重層タイプ」になっている。2LDKが十戸あり、家賃は駐車場付きで六万四千~六万八千円。室内はもちろん、ベランダや屋外も全面禁煙にし、来客にも適用される。管理会社との間で「違反した場合は退去する」などの確認書を交わすのを条件に、すでに八世帯が入居を予定している。
 板子さんは長らく、禁煙運動に取り組んできた。一九九〇年には当時勤めていたJR東日本を相手に、社内喫煙の規制を求め東京地裁に提訴。職場だった小山駅執務室の禁煙化を勝ち取るなど、複数のたばこ関連裁判に携わった。今年一月、自宅を建て直す際に「煙の害で困っている人を救えないか」との思いから、自宅敷地内に“禁煙アパート”の建設を決めた。
 アパートを施工し、子会社が管理を担当する大和ハウス工業によると、全面禁煙のアパートを建てるのは同社でも異例の試み。「健康促進住宅」と銘打ち、空気清浄器などを完備した。小山支店の担当者は「喫煙を規制すると入居者が集まりづらいというリスクはあるが、板子さんの熱意に賛同した」と説明。反響によっては同様のアパートを増やすことも検討するという。

【写真】完成間近のアパートの前で、敷地内全面禁煙を知らせる看板を持つ板子さん=小山市で



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2010年12月14日 Posted bytonton at 17:08 │Comments(0)その他(寺院など)

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