世界で推定毎年20万人の労働者が職場での受動喫煙により命を落としている。受動喫煙に安全なレベルはない。全面禁煙の実施が受動喫煙の被害から人々を守る唯一の効果的な方法だ。(by WHO)

日本も加盟しているWHOの「タバコ規制枠組み条約」では、「2010年2月までにすべての公共の建物内の完全禁煙」をガイドライン(指針)としています。子ども、家族、自分、大切な人がタバコの被害を受けない社会作りが必要だと思います。

                
 動画CMコンテスト受賞作品(NPO法人日本禁煙学会)


   

2歳児の喫煙映像が物議=1日40本、依存症状も―インドネシア

2歳児の喫煙映像が物議=1日40本、依存症状も―インドネシア
【YAHOO!ニュース】5月30日17時25分配信 時事通信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100530-00000046-jij-int
 【ジャカルタ時事】1日に40本のたばこを吸うというインドネシアの2歳の男児の映像が英紙ウェブサイトや動画共有サイト「ユーチューブ」に投稿され、物議を醸している。
 英大衆紙サンのウェブサイトによれば、この男児はインドネシア南スマトラ州に住むアルディ・リザル君。アルディ君は1歳6カ月の時に父親からたばこを与えられ、喫煙の習慣が付いた。
 母親によると、アルディ君はニコチン依存に陥っており、たばこがないと怒って叫んだり、壁に自分の頭を打ち付けたりするという。しかし、父親は「彼はとても健康そうに見える。問題はない」と語っている。
 インドネシアは首都ジャカルタでは禁煙規定強化の動きが出ているが、一般的には喫煙に寛容で、若年層の喫煙が問題化。最近も東ジャワ州の幼児の喫煙映像などが動画サイトに投稿されたことがあった。 


インドネシアの2歳児、1日40本喫煙 海外でも波紋
【YAHOO!ニュース】5月31日11時5分配信 産経新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100531-00000533-san-int
 インドネシア・南スマトラ州に住む2歳児が1日40本ものたばこを吸っていることが英紙「デイリー・メール」に伝えられ、喫煙のようすが動画共有サイト「ユーチューブ」にも投稿されるなど、インドネシア国内はおろか海外でも波紋を広げている。
 フランス通信(AFP)によると、この男の子はチュビー・アルディ君で、1歳6カ月のとき、父親がたばこをすすめたことがきっかけで吸い始め、いまでは1日40本も喫煙するようになった。
 デイリー・メールによると、たばこの銘柄も決めており、おもちゃのトラックにまたがって、たばこを吸う姿は「中年のトラック運転手のパロディのよう」などと報じている。
 たばこを吸うきっかけを作った父親は「息子は健康にみえるから大丈夫」と語っているが、母親は「ニコチンが切れると、たばこを欲しがって頭を壁に何度もうちつけるほどで、完全に中毒になっている」と心配する。
 アルディ君の喫煙のようすがユーチューブに紹介されたことで、複数の海外メディアも報道すると、事態を重くみたインドネシア政府国家児童保護委員会ではアルディ君の父母が「児童虐待に当たる可能性がある」として調査を開始した。
 インドネシアは未成年者にとって、喫煙に寛容な「たばこ天国」として知られる。人口2億人超のうち、その約3割の6500万人が喫煙者だが、同委員会のセト・ムルヤデイ会長は「成人の喫煙者数が頭打ちになるなか、たばこ会社は未成年を新たな標的にしている」と指摘。
 2008年の世界保健機関(WHO)報告によると、インドネシアの未成年者の喫煙率は約14%(男24%、女4%)。13歳から15歳の少年の4人に1人が喫煙者との統計も出ている。


2歳児のヘビースモーカー、禁煙で禁断症状も インドネシア
【YAHOO!ニュース】6月1日15時12分配信 CNN.co.jp
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100601-00000010-cnn-int
2歳でヘビースモーカーになったインドネシアの男児の映像がインターネットで出回り、同国内外で波紋を広げている。
アルディ君の喫煙量は1日に約40本。体重は20キロと平均的な2歳児の約2倍あり、赤い玩具の自動車に乗ってたばこを手に持ち、煙を深く吸い込んでうれしそうに吐き出す姿が一躍有名になった。
現在は禁煙中で、取材中には大粒の涙を流す姿も。「たばこを欲しがって泣いているんです」と母親のダイアナさんは言う。額には、喫煙を止められたためかんしゃくを起こして壁にぶつけてできたという傷跡が残り、禁断症状が出ると吐くこともある。「赤ん坊のころから煙のにおいをかぐと機嫌が良くなった」(ダイアナさん)というアルディ君は、母親に連れられて市場に行き、気付いたらたばこを手にしていたという。ダイアナさんはジャカルタで非政府組織(NGO)「国家児童保護委員会」のセト・ムルヤディ会長を訪ねて助けを求め、喫煙以外に何かすることを与えるようにとのアドバイスを受けた。ジャカルタに来てからアルディ君の喫煙量は減り、もうすぐやめられそうだという。
「喫煙は長い間わが国の文化の一部だったので、害があるとは思われていない」とムルヤディ氏は嘆く。アルディ君もこうした環境の被害者だと指摘し、「とても悲しいことだが、この現象は氷山の一角にすぎない」と語った。



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2010年06月02日 Posted bytonton at 20:30 │Comments(0)インドネシア

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