世界で推定毎年20万人の労働者が職場での受動喫煙により命を落としている。受動喫煙に安全なレベルはない。全面禁煙の実施が受動喫煙の被害から人々を守る唯一の効果的な方法だ。(by WHO)

日本も加盟しているWHOの「タバコ規制枠組み条約」では、「2010年2月までにすべての公共の建物内の完全禁煙」をガイドライン(指針)としています。子ども、家族、自分、大切な人がタバコの被害を受けない社会作りが必要だと思います。

                
 動画CMコンテスト受賞作品(NPO法人日本禁煙学会)


   

禁煙守れ!「鳴き砂ビーチ」/京都府京丹後市

禁煙守れ!「鳴き砂ビーチ」が泣いている/京都
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090725-00000593-yom-soci
 「鳴き砂」で知られる京都府京丹後市の琴引浜が、全国で初めて「禁煙ビーチ」となって10年。後を絶たない悪質な違反者に対して、清掃活動などを科す市条例の罰則規定が、今夏から本格適用されることになった。
 ビーチの禁煙化は全国各地に広がっているが、「お客様にあまり強く言えない」と、観光と環境保全の両立に頭を悩ますところも多く、琴引浜の〈強硬策〉に注目が集まりそうだ。
 琴引浜は、砂を踏むと「キュ、キュッ」と音が鳴り、1996年に環境庁(現・環境省)の「残したい日本の音風景100選」に選ばれた。当時から、海水浴シーズン中、砂の間にたばこの灰が入り込んで鳴りにくくなっていたため、99年7月、自主ルールとしてビーチを禁煙化。2年後、旧網野町(現・京丹後市)が条例を制定し、音もよみがえった。
 条例で浜の管理団体に認定された、地元住民らでつくる「琴引浜の鳴り砂を守る会」が巡回を続けているが、最近、口頭での注意を聞き入れてくれない海水浴客が目立ってきた。
 こうした現状を受け、「守る会」は今月の会合で、悪質な違反者について、「罰則の適用もやむなし」との結論に。トラブルの恐れもあるため、地元警察署にも通報することにした。
 静岡県熱海市が2005年、ビーチでの禁煙に従わない者は氏名を公表するとした条例を、和歌山県白浜町も昨年、退去命令の罰則を盛り込んだ条例をそれぞれ制定したが、熱海市では、喫煙をやめるよう指導したケースは08年はゼロ。担当者は「厳しく対応し過ぎるのも……」と指導の難しさを指摘する。
 鳴き砂を研究する川村国夫・金沢工業大教授(地盤工学)の話「砂が鳴く環境を守ることが、ひいては地域の観光資源を守ることにつながると考えれば、厳格な運用もやむをえない」
 ◇京丹後市条例の罰則規定--市全域の美化、自然保護を目的とした「美しいふるさとづくり条例」で、琴引浜を特別保護区域に指を示しても従わない違反者に現場付近の清掃や環境保全講習の受講を命じ、それにも従わない者は氏名を公表する。




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2009年07月28日 Posted bytonton at 15:06 │Comments(0)海水浴場

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