世界で推定毎年20万人の労働者が職場での受動喫煙により命を落としている。受動喫煙に安全なレベルはない。全面禁煙の実施が受動喫煙の被害から人々を守る唯一の効果的な方法だ。(by WHO)

日本も加盟しているWHOの「タバコ規制枠組み条約」では、「2010年2月までにすべての公共の建物内の完全禁煙」をガイドライン(指針)としています。子ども、家族、自分、大切な人がタバコの被害を受けない社会作りが必要だと思います。

                
 動画CMコンテスト受賞作品(NPO法人日本禁煙学会)


   

ハリセンボン箕輪はるかさん、肺結核と喫煙リスク

ハリセンボンのはるかさんが肺結核で入院されたそうです。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090407-00000030-sanspo-ent

ニュースでは、箕輪はるかさんと接触のあった方にも、空気感染の危険があると伝えていました。
はるかさんの感染経路がどうであったのか・・は分かりませんが、喫煙と肺結核にも、関係があるということをお伝えさせてください。

肺結核の発病リスクは能動喫煙で2~3倍小児の親が喫煙者の場合、つまり受動喫煙がある場合5倍に増加すると報告されています。能動喫煙・受動喫煙により、肺の局所の免疫が弱まる、病原菌を排除する気管支の繊毛運動が弱化するなどのメカニズムが働くようです。

また、他にも・・
感染リスクを73%増大させ、活動型発症リスクは2倍と指摘。免疫反応を低下させたり、気道の絨毛の機能を損傷することにより、結核リスクを高めるのではないかと。

受動喫煙を受けた子どもは、そうでない子どもと比べ、5.29倍とか6.35倍の高い率で結核を発症した。
したがって、肺結核の発病予防のためには、喫煙者の禁煙と非喫煙者の受動喫煙防止がとても大事


怖いですね・・ 箕輪はるかさんの病気が早く回復されることをお祈りいたします。芸能界では、まだまだ、喫煙者も多いようで、受動喫煙対策も遅れているのではないのではないでしょうか・・



タグ :肺結核

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2009年04月07日 Posted bytonton at 19:48 │Comments(0)●データ・知識1

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